第25話 妖怪処女おいてけと悪臭汚さななじみがあらわれ(てしまっ)た(笑)
翌日の放課後、しゅーこちゃんに頼まれて近づく文化祭のための買い出しに行く事になったけど暇を持て余した草鹿さんと朝倉もついてきた。
放課後はカスタムしたばかりのドローンの運用テストをするつもりだったからついでにドローンちゃんを上空に飛ばしながら買い物をしていて、身内向け配信をタテヨコがチェックしてくれている。あとはレンやキララさん達にも身内向け配信URLを教えたのでもしかしたらみているかもしれない。
レンやキララの中の人達も、ドローン配信に興味を持ってるみたいだった。もし2人がドローンを使いたいなってなったら普段のお礼に手伝うつもりだよ。
順調に動作しているようで、映像はより鮮明になり、ぶれも減ってお顔もくっきりだぜ。
買い物中はドローンを店内に入れるのはマズいので俺だけ外で待ってる形になったけど、そこは仕方ないTPOとかモラルやマナーは大事だよ!
用事を済ませて学校に帰る途中、近道の桜並木を通る事にして3人で歩いていると俺の前に小汚い男が飛び出してきた。
「よぉ、待っていたぜ・・・この時をよぉ」
「何この小汚いオッサン」
ポケットに手を突っ込みながらニヤニヤしているこの小汚いスウェット男には見覚えがあるな。不健康にげっそりとしているけど、まさおだ。・・・はぁ?!まさおなんでこんなところにいるの?!
『??まさおがいるの意味が解らないでゴザル』
『なんで加害者が被害者に接触にし来てるんだ?とりあえずつーほーしました』
『まさおなんでこんなところにいるの?!?!は???』
『アイエエまさおナンデ?!しゅーこに連絡してるけどつながらないんだけど!?』
スマホを見てみると、ドローン配信を見ているギャラリー達が驚いているが、俺も驚いている。
いや、なんでまさお俺に接触しに来てるんだよwwwwwwwwwww。
「たっくんよぉ、お前のせいで俺はこんな有様だ。
そのてめえが女侍らせてるなんてそんなのメチャゆるせねぇよなぁぁぁぁぁ?!」
「言ってることの意味が解らないんですが。
つーか折角お金積んで釈放されたのに何で俺のとこに来てんの?」
「お礼参りに決まってるだろうがよぉぉぉぉぉ!!」
「まさおってもしかして頭ミジンコだったりするのかな」
驚きもほどほどに冷静に突っ込む。俺にも父さんの血が流れているようで、主にアホすぎるものをみたショックの割には冷静に言葉が出るな・・・。
いや、勾留期間すぎたからか弁護士が優秀だからか知らんけど留置場でたら大人しくしてないとだめなんじゃないの?なんで俺にお礼参りに来てるの?あと様子もちょっとおかしいよね?
「ゴチャゴチャとぉ、うるせーよタンカス!
てめえはボコってよぉ、俺を散々な目に合わせた落とし前ってもんをつけてもらう!
まずは俺への詫びとしてその女たちは俺が貰ってやるぜぇ。処女だ!処女だろう?!なぁ、処女だろう?!処女おいてけ、なぁ!!」
草鹿さんや朝倉を指さし涎を零して股間にテントを張りながら何か言ってるまさお。どうみても普通じゃないけどおハーブでもキメてんのか??・・・だってまさおだもんなぁ。
『はいアウト、RECしました』
『逃げるでござるよヤングメェ~ン&ガール。あとは証拠警察に叩き付けてまさお人生ゲームセットでござる』
まさお、どうしてわざわざドローンに飛んで火にいる夏の虫してるんだろう。破滅願望でもあるのかなぁ?俺はともかく草鹿さんと朝倉をどうにかしないとなぁ、と思っていると背後から声がした。
「久しぶりだね、たっくん♪」
うわっ、姫子だ。なんでこんなところにいるんだよ。姫子も姫子で髪もぼさぼさだし全体的にやつれてなんか不潔感マシマシになってるし。ぶっちゃけきもちわるくてなんかちょっと糞便臭して臭いヨ。
『白々しいでゴザル、こいつら絶対ツルんでるでゴザル』
『うわぁいフラグ回収はやかったですね(棒』
『あの子ってアシェルってVやってた中の子?』
『まさおが人生オワタなのはさておきなんとかしないと』
ギャラリーが盛り上がってますねぇ!!
それはさておき今この状況をなんとかしないとなぁ。うーん、ここは民家もない道だ。
はてさてどうするかなーってって考える位には結構余裕あるな、・・・相手、所詮まさおだしなぁ。




