第23話 復活のしおたん〜まったく懲りない悪びれない〜
「公務員風情が俺を舐めやがって・・・俺はしおたんだぞ!この俺に臭い飯なんかくわせやがってゆるさねぇからな!!」
親父に手配された弁護士のお陰で勾留生活から解放されたので、去り際に入り口に唾を吐き捨ててから後にしてやった。・・・クソが!!
けれど、帰宅したらママが居なくなっていた。
俺自身、こうして自由にはなれたけど、弁護士があれこれ動いていたりするらしくて、クソ警察から解放されたっていうのに弁護士からは大人しくしていろとゴチャゴチャと念を押された。
「暫くは大人しくしていてください、まだいくつも訴訟が控えているんですから、絶対何もしないでいてください」
適当に話半分でききつつ、天下のしおたんをしてるこの俺が何でそんなご配慮なんていなきゃいけないんだバカがよ、死ねよクソ弁護士と内心イライラが止まらない。・・・そして親父からは殴り倒された。
「お前という奴はどれだけクズなんだ!
お前は犯罪のデパートか、お前がおこした犯罪のせいでうちの会社の違法行為が明るみに出てもうずっとワイドショーのおもちゃだ!銀行には融資を断られた、このままでは倒産してしまうんだあぞ!」
「父さんが倒産?なんちゃってウププププ」
場を和ませるために冗談を言おうとしたら張り倒されてボコボコに蹴られた。
痛い、訴えてやる!!と叫んでも庇ってくれるママはもういない。離婚したとか言われたけどママに見捨てられるクソ親父ゴミすぎる、ざまぁwwwww!!
「あいつは俺達に絶縁して、俺から慰謝料をふんだくってでていったお前とももう関わらないと言って出ていった」
苦虫を噛み潰したように呻くゴミ親父。はぁ?!え?マジで?何、今そんな事になってんの?俺・・・もしかして俺もママに捨てられたの??
「嘘だーっ!ママが俺を棄てるわけがない!!」
「現実をみろまさお。
このままだとこの家も売りに出さねばならないし会社もどうなるかわからん。
なんとか立て直しと、お前が起こした不始末の対応をしようと弁護士と話をしているからお前は何もせずじっとしていろ。そしてこの問題が片付いたら親子の縁を切るから出ていけ」
なんかとんでもないことを言いだしてるクソ親父。ふざけんな子供を養うのは親のやくめだろうが!!っていうか放り出されたら俺はどうやって暮らせばいいんだよこのハゲーッ!!!
なんか親父が色々と難しいことを言っていたがそんなの俺には関係ないんだぜ。それよりずっと禁欲生活が続いていたのでとりあえずヤってすっきりしたい。
本当に家を放り出されたら転がり込む先を確保しておかないといけないしな!!
・・・けど、俺のセフレコレクションには悉くからブロックや着拒されていたり、連絡が繋がったメスからは罵倒され、まさおと蔑まれまくった。
なんでだよ?!俺はしおたんだぞ!!完璧で究極な歌い手のしおたんなんだぞ?!!
元セフレから『ネットで自分を見てみれば(笑)』とメッセージを返されたので検索すると、そぉい!と投げ捨てられる俺を使ったクソコラ画像や動画がネットミームとしてバズっていた。
―――完全にネットのおもちゃにされてるし、勾留されてるうちにまさおがネットミームの一大ジャンルになってるなんだよこれぇ!!!!!?
このせいで俺はセフレに馬鹿にされたりしてるのか!くそ、全員裁判で訴えたら有罪じゃねぇの??
何より、まさお、まさおと見下されるのが耐えられない。もう我慢できん!!
ストレス発散に女を抱くべく夜の街をウロウロしてナンパしたけど、どいつもこいつも俺の顔を見ると「うわっ、まさお」「近寄らないでまさお通報するわよ」などと言って、性犯罪者をみるような目で俺を視やがる。何で俺が犯罪者のような扱いをうけるんだ?!誰が性犯罪者だ、誰が。
・・・それもこれも何もかも全部、アシェルの幼馴染のクソガキが俺をハメやがったからだ。ハメていいのはおれの股間のしおたんだけだだってのにぃ!思い出すだけでイライラして股間がムズムズする。
そんな風に性欲を持て余していたら外人がカタコトの日本語で話しかけてきて、“凄くゆっくりできる素敵なお薬”を格安で売ってくれた。なんだ、親切な奴もいるんだなと感心する。
そうして買ったそのお薬を飲むと気分が高揚し多幸感と絶頂が止まらなかった。
荒んでいた心が穏やかになり、多幸感にこころがとってもゆっくりする・・・!!
「・・・おハーブですわなんだぜっ!」
手を上下に動かすとまるで身体が宙を舞っているような感覚包まれるのぜ。
「ぱーちゃ、ぱーちゃ!おしょらをとんでいるみたいっ!」
まさおちゃん・・・まさーちゃん・・・まーちゃん・・・まーちゃは世界の王っ!になる存在なんだじぇ!どいつもこいつもまーちゃにひれ伏すが良いのじぇ!良い女は全部まーちゃのものなんだじぇ!!ゆはははははははははははは!まーちゃの股間に跪くのじぇえええええええ!!
おハーブのお陰で自信と元気を取り戻したところでアシェルにはまだ声をかけていなかったのを思い出してメッセージをすると電話が返ってきた。やはり世界は俺の思い通り・・・なのじぇっ!
アシェルもが恋しくなってたんだなー、よしよしたっぷり可愛がってやるぜと思っていたところでアシェルが語り始めた。
「そういえばしおたんをハメた私の幼馴染が可愛い女の子を2人侍らせてるんだけど、知ってる?」
――――まーちゃをハメたクズが!?そんなの・・・絶対に許されないのじぇっ!!
俺が留置場にブチ込まれて散々にまさお扱いされて、ヤる女がいなくて困ってるってのに・・・あの童貞小僧は女を侍らせてやりたい放題?ゆるせねえ、そんなの神が許しても俺の股間が許さねえぜ。
「みらいのえいゆんっ!たるまーちゃを陥れた罪は重いのじぇっ。せいさいっ!あるのみなのじぇっ!!」
話を聞くとアシェルもあの後ゴミ幼馴染にハメられてアシェルのガワを奪われた挙句に学校を転校させられたり散々な目にあってるようだ。
他の男に処女捧げて二股されてたぐらいで幼馴染をそんな目に合わせるとかどんだけ器がちっちゃいのか。俺と穴兄弟になることに喜びながらアシェルを引き取ってればよかったんだよ。
何よりそんなクソガキが美少女2人とイチャついてるとかそんなの人・誅・確・定!!
これは正当な復讐、なんならたっくんが有罪になるまであるな、間違いない。俺は詳しいんだ!
怒りでテンションが上がってきたので追加のおハーブをキメると心を落ち着ける・・・ゆわぁぁぁぁとってもゆっくりしているね!!
アシェルの送ってきた2人の画像―――胸はないがとびきりの美少女と、本当に高校生かと思う位の爆乳ちゃんをみると絶対に奪い取らなければという熱い闘志がメラメラと湧いてくる。まーちゃの新たなハーレムの第一歩に相応しい女達なのじぇ!これはまーちゃのものなのじぇっ!!
「まさ・・・しおたん。私はあの2人からたっくんを取り戻したい、私は慈悲の心でたっくんを許してあげようと思うの。協力しない?」
「ゆはははは!りかいしたのじぇ!この女達はまーちゃのものなのじぇっ!」
お互いに利がある提案だったのでアシェルの申し出を断る理由もない。
レンやキララを含めた俺のセフレコレクションは失われたけれど、俺はしおたんなんだし、また新しくセフレを作ればいい。
その第一歩、この2人―――草鹿ちゃんと朝倉ちゃんはその手始めだ。アシェルが提案する計画の話を電話で聞きつつ、この2人をぶち犯す想像に胸を躍らせる。
「犯ぁってやるぜ!!」
下半身の野生を滾らせつつ、さらに追加のおハーブを口に放り込む。決行が待ち遠しいのじぇ~っ!!




