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村を探して










「食料が底をつきそうですね」


マイラが言った


えっ?それってすっごく深刻な問題なんじゃ?


一番量を食べてる私はみんなに気づかれないようにお腹をさすった


「人の集まっているところを探してみましょう」


私たちは歩きで人の痕跡をたどりながら


集落を探した


私は前に壊滅させた集落を思い出し膝ががくがくと揺れた


いや、壊滅させたのは「ビックベアー」だけども


やっぱ気にするじゃん?




「はるのかわかぜ みにしみるよるはー」


ロジュが演歌を歌ってくれた


うーん、こころなしかMPエムピー的なものが回復しているような気がする


そこから何時間も歩いた


「人の痕跡が多くなってきましたね。明日には村を見つけることが出来るかもしれません」


集落より大きい存在、村か。


ビッグベアーのような脅威がいてもマイラのロケットランチャーが何とかしてくれるし


多分何とかなるだろ


私はだいぶ楽観視していた


「もう遅いですし今日はここでキャンプしましょう」


「賛成だ、もう歩けんぞ」


「お坊ちゃまにはきつかったかなー?」


「お前が一番休んでたり文句を言ったりしてるんだよ!」


マークと軽いじゃれつきをしている間に


マイラはキャンプ用のテントを張った


「今日のメニューは『すり潰して団子にしたやつ』です」


「ちょっと待って!なんかヤな予感するんだけど?!

 

 何をすりつぶしたんだ!!」


なんだか最近曖昧な名前の料理が多いな!!


エネルギーは・・・取らなくては・・・!


私は目をつぶって謎の団子を口の中に入れた






次の朝


キャンプ道具を片付け「村」を探す


今日は朝食が無かった


私はマイラに駄々をこねるだけこねたが


朝食無しという結果だけが残った


かなり先頭を歩いていたロジュが戻ってきた


「なんかよくわからない石があったよ」


近くまで歩いていくと石のようなものが


一メートル間隔おきに数個地面に置かれていた


サイズはひとつ30センチほどだ


「祝」と読めなくもない字が彫ってある


「文字が書けるみたいだし期待していいんじゃないのか村は」


マークが口を開いた






村の入り口らしきものを発見したが


さっきよりも大きな石が置いてある


「大祝」と読めなくもない


私は石に何となく触れてみた


うっすらと青く光りだす石


「えっ?なにこれ?」


どうやら私が触れた時しか光らないようだ


「この旧式に反応しているということは古代文明の一種でしょうか?」


旧式って言うなよ!


まあとにかく私しか光らせることが出来ないみたいだな


「ポメストーンと名づけよう!」


「気楽でいいよなお前は」


ふと後ろに人の気配を感じた


振り返ると数人の村人にいつのまにか囲まれていた


「今は雷神祭の真っ最中だぞ!怪しい奴らめ!!」




村人はナイフや刀剣を装備していたため


私たちは大人しく捕まった










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