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そういえば聞いてなかった









「坊ちゃま、口の周りにクリームがついてますよ」


「うるさいな貴族なんだからクリームぐらいついててもいいだろ」


えっ?この世界貴族制度とかあるの?


だからこいつら金回りがいいのか、あやかりたい


「あー!昨日食べた肉、濃厚でそれでいてしつこくなくタレと絶妙の相性だったな~!」


「ロジュも 思う あの肉 ウマウマ」


私たちは遠回しに肉を要求した、素直に肉を食べたいですということは屈辱だったからだ


「なんだ?お前ら。肉が食いたいのか?」


「全然違うし、ただ食べ盛りの私としては成長に必要な、特にたんぱく質は


 多くとるに越したことは無いと日々感じているだけです」


「肉 おいしい からだ ちから みなぎる」


マイラが聞いてきた


「ロジュちゃんは分かるのですが、ポメあなたはロボットでしょう?なぜ経口摂取を望むのでしょうか?」


「ゴーストがささやくから」


「え?」


「このネタわかんないの?世代だねぇー」


私はエイジハラスメントをくらわした


「この旧式が・・・口だけは達者ですね」


「ちょっと顔とスタイルと性格と性能がいいからっていい気になるなよ!」


あっだめだこいつには精神的優位性を感じない


やはりこの「坊ちゃま」とやらをどうこうするのが・・・・ん?


「そういえばお前の名前なんだっけ?」


「名乗ってないぞ」


「なまえ 聞いた覚えない おかしい 思った」


なるほど通りで記憶にないわけだ


「マークだ」


マークはぶっきらぼうに自己紹介した


「坊ちゃま、薬の時間でございます」


「そうか」


薬?どこか悪いのだろうか?


「まあ、この体はクローニングされてるからな。安定剤だ」


クローン!いいねぇ!サイエンス溢れてるよ!!


「私頭良くなりたいからさ、マイラ私にも脳にぎゅんぎゅんくるやつ頂戴よ」


「そういうこと言う人にはお出しいたしません」


「ケチ!」


「倫理の問題でございます」






「ロジュ!今日はあのマイルドベアーを狩ろう!」


「りょう かい」


ロジュの体が雷を帯びていく


空気が振動し木の葉が舞い散る


「てめぇらに明日を生きる資格はねぇ!!」


「ポメ それ 悪役の セリフ」


放たれる雷撃


雷撃はマイルドベアーの脳を直撃した


64ビット級の威力を感じる


仕留めたマイルドベアーを縄で縛り


マーク達の元へと帰る




「ウノ!」


「マイラ!少しは手加減しろ!」


私たちが命懸けで狩りをしている中こいつらは「ウノ」だ


階級の低いものに労働をさせ私腹を肥やす


まさにこの世の「悪」


以前までの私ならそう切り捨てただろう


だがいざ味方になってくれると戦況は一変


こいつは「焼肉王子」と化す


タンパク質の心配はしなくていいわけだ


でも今日は自分たちで狩りをして来いと言われたので


しぶしぶ狩りに行きました






夜は星々の声をききながら


みんなでポーカーをした


手札は「ブタ」だった





















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