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坊ちゃまとマイラ

挿絵(By みてみん)













拘束されたショックで私は「演歌演奏モード」になっていた


疲れた心を解きほぐすリラクゼーション空間


ロジュも一生懸命一緒に歌ってくれたようだ


片言の外国人のような可愛さを感じる





「あーもううるさいぞ!」


少年が腹を立てて怒鳴った


「お前たち立場が分かってないようだな?」


!!!それは焼肉!!!


少年とマイラという女ロボットは焼肉を焼いていた


どこから調達したか不明だか彼らは焼肉を焼いている


とてつもない経済的格差を感じる


空腹も感じる


私は意識を回復させこう言った


「焼肉はみんなで食べたほうがおいしいぞ☆」


私は肉食べたさに失言した


パチンっ


輪ゴムでっぽうが飛んできた


「どうやら少し痛い目をみないと分からないようだな?」


パチンパチンパチンっ


こいつらその輪ゴムでっぽうすら貴重品ではないというのか


なんという経済力だ!


「坊ちゃま、この者たちが危険かどうかの判断を優先したほうが合理的でございます」


マイラという女ロボットが口を挟んだ


「今やろうとしてたんだよ!あーもうやる気なくした!!」


この坊ちゃまとか言われている奴そうとうのガキのようだな


宿題やったの?って母親に言われてふてくされてるガキそのもの


経済的格差では後れを取ったがこの勝負勝てる!


「ほら!あの肉とかあんなに焦げちゃってるよ?

  

 もう肉の神様にごめんなさいしないと駄目だよね?」


もう完全に精神的優位は確定した!


あとはこの手錠を何とかするだけ・・・・


あっやべっ


これが一番の問題だったわ


「坊ちゃま、この旧式の武装は確認できません、今のところ攻撃方法は悪口のみです」


「でも僕の心は深く傷ついたぞ!償わせてやる!」


赤い輪ゴムでっぽうが飛んできた


赤色は怒りを表しているようだ


ちょっとこいつ面白いなって思いました


「あとの問題はこの女の子のほうですね」


マイラはロジュのほうに目を向けた


「遺伝子配列が通常の人間とは異なっていますね、ミュータントでございます」


「僕の探している能力持ちか?!」


「どうやら違うようです。ちょっとした電撃を放てる程度でございます」


えっ?ロジュの電撃ってこの世界ではあんまり強くないのか?


「電撃を放てるのは三分ほどのようです、脅威ではございません」


えっ?だいぶショック。ロジュってあんまり強くないの?


「この二人がわたくしたちの脅威になるとは到底思えません」


マイラは私たちの手錠を外し始めた


手首がシャバの空気を感じる。久々の下界だ


私は勝手に肉を食べた


食べた瞬間に次の肉を即口の中に入れる


「こいつ!僕の肉を!!」


私は反論した


「もう私の口の中、つまりこの肉はもう私の物ってわけ!」


「あっはっはっはっ!」


突然マイラが大声で笑いだした


「同レベル!!坊ちゃまと同レベルの存在が!!あはははは!!」






「なんだ?演歌しかないのか?ほかにレパートリーないのかよ?」


「うるさいな!私は演歌一筋なの!」


夕闇の中で私たちは一緒に演歌を聞いていた


「わたしこのうた好きもうだいぶ覚えた」


ロジュは拘束のショックが大きかったらしくまだ片言だ


「この人たちいいにおいする、悪い人ちがう」


ロジュの本能もこいつらは安全とみなしたようだ






ロジュはこの日以来


言語が怪しくなってしまった

















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