面接
「それでは面接を始めます」
「よろしくお願いします」
マークが経営する飲食店で人を雇うことになった
で、なぜか私が面接官に選ばれたってわけ
ごっくごく飲み物を飲み始める応募者
「君帰っていいよ」
「なんでですか?!」
「いやこれ面接だよ?作業中に飲み物飲まれても困るしさ」
「やる気ドリンクです!」
「私の見えないところで飲んでくれ!」
「やる気のあるところを見せたいんです!」
「退室してくれ!」
一人目は言うまでもなく不採用だな
あっ!あいつやる気ドリンク置いていきやがった!
シュワシュワという音が室内にこだまする
「では次の方」
「よろしくお願いします」
でっでかい、二メートルはあるか?
まあ労働に大きさは関係ない
手には大きなぬいぐるみを抱きかかえていた
「えっと、そのぬいぐるみ何?」
私は精一杯のツッコミを入れた
「ランドンエアに関する宇宙の神秘です」
「な、なに?」
「ランドンエアに関する宇宙の神秘です」
「そ、そういう名前なんだね」
いかん!完全に押されている!
「飲食店に宇宙は関係ないかな?そもそもぬいぐるみが邪魔だし」
「ランドンエアに関する宇宙の神秘です!」
おーい!助けて!まともな人プリーズ!!
「言うまでもありませんが不採用です」
何とか平静を保つ私
やはり募集要項に「暇人」って書いたのが間違いだったか!
「次の人どうぞ」
「よろしくなぁ!」
・・・最低限敬語使える人来て・・・
まあ、話だけでも聞くか
「このまえ子供が生まれてさ、金がいるんだよ」
奥さんがいて子供・・・だいぶまともか?
「子供に学校通わせてーんだ!」
うん!少なくともイイやつ!
「採用します!」
「ホントか!恩に着るぜ!」
こいつは後にルミーにセクハラをし解雇することになる
なにこの仕事、心労すごいんだけど
使えそうな人は50人中2人だった
「すごい・・・疲れた」
「おつかれ」
マークが甘い飲み物を差し出してくれた
「お前は思った通り人を見る目があるようだ、あの2人使えるぞ」
「そりゃよかった」
私とロジュは元気にノーマルディアー狩りに来ていた
「やっぱこういう仕事のほうが性に合うなー!」
ノーマルディアーを追い立てる私たち
「それっ!!」
ロジュの電撃がノーマルディアーを捕らえる
帰り道背後に寒気が走ったので後ろを振り返った
「ランドンエアに関する宇宙の神秘です」
うわー!面接の時のあいつだー!!
「落としたのはごめん!謝るよ!だから殺さないで!!」
手紙を手渡され男は去っていった
な、なんの手紙なんだ?
あなたが店主として一番輝いているときに
あなたは私の花嫁として受け入れます
精進してください
「世の中いろんな人がいるよね☆」
私は手紙をビリビリに引き裂いた




