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世界最強の元大魔王  作者:
〜王立魔法学院編〜
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12/19

十大天王

全員強い、か...........。

確かに強いのかもな.........。

だが、今の俺では抑えれないだろうな。


「それから、レンは魔眼を持っているから気をつけろよ。」

「何!?魔眼だと!?何色だ?」

「金色だ。」

「それは、主人の魔眼の事か?それは、見て分かるが..........。」

「いや、俺は魔眼ではなく神魔眼だ。」

「神魔眼だと.........!?あの伝説の超越神たちしか持っていなかった神のみしか使えない魔眼..........!」

「そうだったのか..........。」

「.........そういえば、今の主人はそのレンとやらの容姿に似ておらぬか?」

「わざとそうしているからな。」

「え!?そうだったのですか!?」

「あぁ。少し容姿に問題があって変えている。」

「なるほど..........。」

「さて、教室に戻るか.........。」

「それは、構わんがあの少年はどうする?」

「勝手に出て行くだろ。」

「そうですよ。それより、早く来てください。」

「転移!.......遅れてすみません。」

「「すみません。」」

「良いですよ〜。今から始まるところでしたので〜。では、席を決めますよ〜。誰かこの三人の教育係になってくれる人はいませんか〜?」


教育係か...........。

正直、邪魔になるだけだからあまりいらないな。

さて、どうやって断るか...........。


「あ、じゃあ丁度三人手を挙げてくれたので決まりですね〜。じゃあ、シルバー君があの金髪の人のところで〜、レイン君があそこにいる赤髪の人で〜、レオ君が1番奥にいる白髪の人にしましょ〜う!」


周りがうるさいな。

何かそんなに話す事があるのか?


「よろしくお願いします。」

「...........。」


これは、どう言う事だ?

俺はコイツが立候補したからここに来たのに挨拶もなしか?

なんなんだ一体?


それから、授業に入った。

授業と言ってもただの説明会みたいなものだったがな。

それよりも、気になるのは..........!


さっきからアイツがチラチラと俺の方を見てくる。

俺が見ると見事に目を逸らされる。

本当にこの人は何がしたいんだ?


そして、時間通りにチャイムがなって説明会は終わり俺たち新入生は宿題が出た。

その宿題をすぐさま受け取り帰ろうとした瞬間に先程の先輩から声をかけられた。

..........と言うより、念話が来た。


それで、先輩に着いて行っている。

レインたちには教室で待機してもらっている。

それから、人が少ないところまで来ると先輩が止まった。


「えっと、先輩?僕は早く帰りたいので用事があるのなら速やかに終わらせてもらいたいのですが...........?」

「..............。」

「あの〜、先輩?聞いてますか?」


な、なんなんだ?

この人は?

もう、帰って良いか?


と、帰ろうとした瞬間に先輩が念話で喋りかけて来た。


[貴方は大魔王レオン様ですか?]


俺はその一言を聞いた瞬間に明る様に固まってしまった。

どう言う事だ?

コイツは誰だ?

そして、何者だ?


「せ、先輩?大魔王レオンなんて御伽話のお話ですよ?面白いジョークですね。僕は大魔王レオンみたいに強くありませんよ?」

[冷徹で冷酷な事は認めるのですね。]

「..........事実ですからね。ですが、僕は大魔王レオンではありませんよ。それに、大魔王レオンが復活したとなればこの世界は既に消されています。だから、大魔王レオンはいませんよ。」

[何故、大魔王レオンの目的かまこの世界の消滅だと分かったのですか?絵本にはそんな事書いてませんよ?]

「.........はぁ〜、降参だ。何故、分かった?それとお前は何者だ?素性によっては殺すぞ?」

[気づいていないのですか.........。正直、ショックです。私は精一杯頑張って貴方様を支えていたのに..........!]


すると、風が吹いて先輩の瞳が見えた。

前髪が長くて見えなかったが今、確かに見えた。

紅色の瞳と碧色の瞳をしたオッドアイだった。


オッドアイで俺の事を知っている奴は1人しかいない。


「久しぶりだな。十大天王:序列10位智慧之王:グレイ・テスタロッサ.........。」

[思い出してもらえて良かったです。レオ様は人の名前を覚えるのが苦手な方でしたからこのま思い出していただけないかと思いました。]

「さすがに覚えてる。それで、何故分かったんだ?」

[まずは名前ですね。]

「俺の本名を言った覚えはないが?」

[はい。言ってはいませんでした。寝言で言ってましたよ。]

「と言う事は俺の真名も知ってるのか?」

[いえ、さすがに知りません。で、次が属性ですね。レオ様は氷属性が得意とされていましたから。」

「そうだな.........。氷は頭を冷やしてくれるからな.........。」

[それで、最後がライティス公爵家の次男との決闘です。]

「やはり、覚えていたか..........。と言う事は、俺たちの話しは全て聞いていた訳だな。」

[はい。一応、聞いた方が良いと思いまして..........。]

「はぁ〜、お前は相変わらず頭が回るな.........。」

[伊達に智慧之王を名乗っている訳ではありませんからね。]

「そうか..........。じゃあ、俺は帰るから.........。やる事が出来たみたいだしな。それから、明日は空いているか?」

[はい。空いていますが何処か出かけるのですか?]

「あぁ。冒険者登録をしに行くのが宿題らしい。そのついでに、魔物も狩って来いと書いてある。」

[ついでに、魔物を狩って来いなんて..........。無茶にも程がありますね。私では、絶対にこなせない宿題ですね。]

「お前、弱いからな。序列10位とは言っても戦闘力じゃ1番弱かったからな。」

[私は十大天王:智慧之王ですよ?私に戦闘力を期待しないでください。]

「まあ、戦闘力がなくても回復魔術と幻影魔術、結界魔術とか支援系に特化していたからな。それなりに、活躍はしていたから問題はなかった。話しは逸れたがグレイに冒険者とやらを説明してほしいんだ。相手は俺じゃなくてシルバーとレインに頼むな。」

[まあ、大体察してはいましたが...........。それより、あの2人は誰ですか?見た事のない配下でしたが.........。シルバーは神獣で銀狼らしい神獣契約を交わしている。レインは俺が呼び出した神だ。人間での才能を限界突破して神になったらしい。俺の配下だ。後は勇者学園にもう1人俺の配下がいる。」

[はぁ〜、まさか序列1位の堕天之王以外の神を配下にするとは...........。驚きを通り越して呆れて来ますね。]

「だが、グレイがいるならレインはいらないな。レインには俺のセフィラの情報を集めて来てもらうか..........。」

[レイン、命令だ。学院は休んでも構わないから三ヶ月間俺のセフィラの情報を集めて来れ。]

[承知致しました。護衛は必要ですか?]

[大丈夫だ。先生にはうまく伝えておく。]

[御意。]


よし。

これで、今やるべき事は特になくなったな。

じゃあ、明日に備えて寝るか..........。


「じゃあ、俺は眠くなったから帰る。」

[分かりました。では、また明日に寮へ伺いに行きます。]

「あぁ。頼む........。転移。ふわぁ〜、眠い..........。」


まだルームメイトは帰って来てないみたいだな。

まあ、別にどっちでも良いんだが...........。

俺は眠いから早く寝るとするか.........。


そうして、俺は深い眠りについたのであった。

次回もお楽しみに!

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