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絵本  作者: 澄
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7/11

~モグラのフレンズおじさんの話~(7)

「……ワトソン……どういうことなの?説明して」

 メアリーが、そう詰め寄ると、ワトソンは、心の病さ、と言う。

 「この病に効く薬は、私には、作れない。……ここ、で作らないと、ね」

 ワトソンは、にこりと、笑み、モグラのフレンズおじさんの胸と、頭の辺りを軽くトントンっと叩いた。

 「……ただ、少しだけ、介入することなら、私でも出来るがね。……君も行くかい?」

 どこに?とも聞かずに、メアリーは、頷いた。

 「行くわ」

 そのメアリーの返答に、ふっと笑うと、ワトソンは、「だめだ」

 と、言った。

 「患者のプライバシーは、部外者には見せられない。だから、そこで大人しくしているように」

 そう言うと、ワトソンは、モグラのフレンズおじさんの手を握り、そのままベッドに崩れ落ちたんだ。

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