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ビーナスの思い
農村の人々は朝から畑仕事、その中にはまだ小さな女の子のビーナスも働く。悪役令嬢キャサリンに歯向かった責任として農村の人々が働くことを促した。まだ小さな女の子であろうとも、労働力としてみなされる。ビーナスは汗水を流して畑を耕したり、農作物を収穫したりする。女神アフロディーテことビーナスは、力を精一杯出す。
そんなビーナスの心の中には、青年騎士ジョンの笑顔があった。彼に手の甲にキスをされたその時から、ビーナスはジョンに対して特別な感情をいだいている。ひょっとしたら、ジョンになら心を許してもいいかも、と、ビーナスは心の片隅で思う。ちょっぴり笑みがこぼれるビーナス。
だから、今は苦しくてもジョンのことを信じてみよう。そうビーナスは胸の内に彼に対する恋心を秘める。
今日一日の畑仕事を終えてビーナスはくたくたに疲れている。でも、それ以上にビーナスはジョンのことを思っていた。
続く




