↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お裾分け  作者: 福島ひかり


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
3/5

甘いもの

休日にのんびり寝ていたら、ものすっごく甘ったるい匂いが漂ってきた。

この匂いに包まれたままでは寝ていられなくて、起き上がる。

寝室のドアを開けると、さらに匂いが強くなった。


「何、この匂い」


キッチンに立つ彼女に尋ねる。


「あ、おはよう」


ニッコニコの彼女の手には、特大のホイップクリーム。

皿の上には、パンケーキに盛り盛りのクリームとフルーツ。

それを見ているだけで、口の中が甘ったるくなった。


「一緒に食べる?」


彼女に聞かれて、答えに困った。

甘いものが嫌いなわけではないけど、これはさすがにキツい。

言葉を探していると、彼女がフォークを持ってきた。

どうやら逃げる機会を失ったらしい。

観念してフォークを受け取る。

クリームがたっぷり乗ったパンケーキを一口サイズにカットする。

彼女の幸せそうな顔を見ていたら、気づけば自分ではなく、彼女の口に運んでいた。

いきなりのことで慌てて口を開けたのが悪かったのか、口元にクリームがついてしまった。

ティッシュを取りに行こうとする彼女の手を取って引き止め、そのクリームを舐める。そして言った。


「ごちそうさま」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。