14「キョウフおへんろころがし」
自分で言うのもなんだが、体力はある方だ
しかし、それは、全国レベルでどうこうではなく
あくまでも地方の一村とでも言うくらいだ
それでも、仕事中は、旅が決まってからは、必死に
死ぬと思うくらいには、坂を、短時間で、短時間はしるくらいには、準備した
後で知るのであるが、その日、温泉を後にして、向かったのが、通称「お遍路転がし」と言うなの
山道であるが
その道で大半のお遍路は、あきらめるらしいが
恐ろしいことに、山に近いこの飯山では
山道と言ってもそこまでの驚異ではなく
小菅神社大好き人間の自分はあの修験道が
日本一だと信じて疑わない
何と言っても頂上に水が湧いているのが
世界規模いや宇宙規模で嬉しい
とまあ、そう言うわけで都会の人混みの方が
よほど自分には脅威だったそれに
堅いコンクリートだ
このたびで一番恐ろしいのは、足が無くなること
食べ物がない事泊まる場所が見つからないこと
そして、水が浴びれない事だと自分は思うし事実だ
そして、足なのであるが、まず、水膨れが起きる
これは、無くならない
つぶしては、テーピングをして
また出来ては、つぶしてテーピング
中には、肉の中に出来ているとしか思えず
安全ピンと共に戦々恐々していた
かくして、後々になり、「ねえ、お遍路ころがしたいへんだったでしょう」ときかれ
「いや、そこまででは」と言うと
相手が、困った顔になるのが、実に何ともかんとも




