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校内No.1の清楚な副会長は、放課後だけ僕の足元に跪く。  作者: 毬藻 闇雪
第一章 甘やかな従属、始まりの契約
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契約



「吉野さん、どうしたの?」


 爽やかにグラウンドの中央から、駆け寄ってくる霧山の声が響いた。


 心臓が跳ね上がり、全身の血が引いていく。

 吉野さんは慌てて顔を伏せた。

 顔面蒼白になり、恐怖に満ちた目線だけを俺に向けている。


(やばい……。バレたら本当に終わる……)


 俺は脳内で警報が鳴り響く中、咄嗟に制服の上着を脱ぎ捨て、吉野さんの下半身へ覆いかぶせた。


 そして、オ○ニーで濡れた脚と足元を隠すように、彼女を抱え込む。


 その瞬間——吉野さんの身体が、ビクッと大きく跳ねた。


 彼女に触れてる俺の指先に、吉野さんの手が添えられ、力強く握りしめられる。


「……す、すみません。吉野さんがそこの金網にスカートを引っ掛けたらしくて……」


 俺が取り繕って言うと、伏せられた彼女の瞳から、ポロポロと大きな涙がこぼれ落ちていく。


(……そんなに、見られるのが怖かったのか?)


 俺は怯える彼女を庇うように、一層、強く抱きかかえた。

 自分の指先が僅かに震えている。


「あの。……霧山くん、見ないでやってもらえますか? ほら、他の部員も注目しだしてます。……彼女に、恥をかかせないでやってください!」


 それを補強するように、吉野さんは弱々しく付け加える。


「甲斐くん。私を……保健室へ連れて行ってください……」


 霧山は真剣な顔で頷き、後ろを振り返ると部員たちに向かって叫んだ。


「立ちくらみだそうだ! 救護をお願いした! さぁ、練習再開!」


 グラウンドへ向かって大声で指示を出した霧山は、改めてこちらに向き直り、深く頭を下げた。


「甲斐くん、吉野さんを頼みます」

「……わかりました」


 俺はこくんと頷き、吉野さんの身体を支えながら立ち上がらせた。


「大丈夫だよ、吉野さん。俺に捕まって……」

「あ……ありがとう、甲斐くん。……霧山くんも……」


 霧山は右手を挙げて爽やかに笑うと、グラウンドへと戻っていった。


 吉野さんの身体は、俺の腕のなかで小刻みに震えている。


 俺は、上着で彼女の濡れた下半身を隠しながら、サッカー部員たちの視線を尻目にゆっくりと歩き出した。


 靴箱のある昇降口に入ると、彼女は片腕を靴箱についた。

 そして、途端に膝の力を失い、その場に崩れ落ちる。


「吉野さん! 大丈夫!?」


 慌てて彼女の目の前に膝をついた。


 人目のない暗がりの中、上着の隙間から彼女の体温と、甘く生温かい匂いが立ち上る。


 吉野さんは伏せていた顔をゆっくりと上げた。

 その瞳には、じわりと涙が浮かんでいる。


「……甲斐くん。ありがとう。……とても良かったわ」

「えっ……?」


 震える声で囁かれた言葉に、俺は息を呑んだ。


 吉野さんはうっとりとした虚ろな瞳で俺を見つめ、濡れた唇を微かに震わせる。


「私、あなたをトップと認めるわ……だからあなたも、……私をボトムとして愛してください」


 彼女は俺の制服の胸元を強く掴み、自らの身体を押し付けてきた――。




ここまでいかがでしょうか?


楽しんでいただけてたら幸いです。


感想や評価などお寄せいただくと、作者の励みになります。


よろしくお願いいたします♡

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