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校内No.1の清楚な副会長は、放課後だけ僕の足元に跪く。  作者: 毬藻 闇雪
第一章 甘やかな従属、始まりの契約
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交錯



 僕は全身をガタガタと震わせていた。

 ——霧山に見られたかもしれない。


「吉野さん……ごめんなさい」


「……いいの」


 吉野さんは揺れる瞳で僕を見上げ、小さく笑った。


「あなたは、私の理想のご主人様です。それがいま分かって、すごく嬉しい……」


 吉野さんはそのまま身を崩すと、僕の膝に顔を埋め、しがみつくように腰を抱きかかえてきた。


「感じる? ……私の身体が、こんなに震えている」

「……すごい。……震えてる」


 ガクガクと小刻みに振動を繰り返す吉野さんの身体を、僕は倒れないよう支え、抱き上げた。


「僕……ご主人様なんてやれないよ。……さっきのだけで、精いっぱいなんだ。虚勢を張って、君を追い詰めたけど、ほら……」


 震える指先を、吉野さんの目の前に突き出した。


「……すごい。脈打ってるみたい。ドクン、ドクン……って。もしかして……」


 吉野さんは細い右手を伸ばし、僕の熱くなった場所を布地越しにまさぐった。


「ほら……ここも。連動してる」


 そして再び僕の膝に顔を埋め、今度はその一番奥まで深々と鼻先を伸ばした。


「……すごい。男の子の匂いがする。もしかして……私に興奮してくれたの? だったら、すごく嬉しいな」


 その熱い場所に生温かい唇を触れさせながら、彼女は愛おしそうに喋り続ける。


「私を飼ってくれるなら、名前をつけて……」

「なまえ……?」

「私の魂を、そこへ縛り付けて欲しいの」

「どうして……僕なんかに……」

「お願い」

「僕じゃ、力不足だよ!」

「そんなことないわ!」

「それこそ、さっきの霧山に頼めばいいじゃないか! ずっと憧れていたんだろ!?」

「えっ?」


 吉野さんの目は、驚いたように瞬いた。


「……だって君は、教室で……霧山の椅子を…………舐めてたじゃないか!」


 必死に叫んだ僕の言葉に、吉野さんは一瞬だけ呆けたように目を丸くする。


 そして——

 どこか愛おしそうな、狂気すら孕んだ笑みを浮かべる。


「……違うわ」


 吉野さんはくすりと笑った。


「覚えているでしょ? あのとき私が舐めていたのは……」


 吉野さんの唇が、僕の口に触れていた。

 瞳はほんの数センチ先。


 その瞳と視線を合わせ、微動だにできずにいた。

 甘ったるい吐息が、鼻の中と、僅かばかり開いた口中に注がれていく。

 

「あなたの椅子だったじゃない……」


 そして熱い舌先を差し込みながら、僕の首元をぐっと抱え、僕の舌を吸い上げた。


 ピチャピチャと卑猥な音が耳の中を暴れ回る。


 倒錯が交錯する淫靡な空間に、僕の魂は空中浮遊していた――。


 夕暮れの影が、深く濃く沈んでいた。

 二人の影が闇に溶けていく。




書くのがすごく楽しい!


私はSかな?Mかな?


……なんて、


考えながら書いてます。


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