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53 追い付かせない

よろしくお願いします。



 その頃、モロア、オルダン、カエルダンの三つの風は、妖魔共を相手に苦戦していた。

討ち漏らした妖魔がモロア達を飛び越えてパステルナーク達を追う。


「クノーに念動力をもっと強く仕込むのだ」


 モロアの声が絶叫に近い。

妖魔共もまた、王都に辿り着いたパステルナーク達に追いつこうと、この風の者達を相手にしていないようだ。

然し、この時は未だ妖魔共の目的が別にあることに、モロア達は気付いてない。


「我々では食い止めきれぬ。風の者達を集結させろ。念通力で皆を呼び集めるのだ」


 モロアは振り返ると、カエルダンに叫びながらも、一本のクノーを自分達を追い越して行った妖魔に投げ掛ける。

モロアの投げたクノーが一体の妖魔の足に突き刺さるが、爆裂はできていない。

妖魔の足に小さな爆炎が起きるが、それは束の間、妖魔は足を引きずるように歩いただけで、走り去って行き、そして消えた。


「カエルダン、風の者達を集結させろ」


 モロアは再び振り返ると、風の者達を追い越そうとやってきた妖魔に数本のクノーを放つ。

放たれたクノーが突き刺さった妖魔に、オルダン、カエルダンが次々とクノーを放つ。

三人で同じ妖魔に、同じ場所にクノーを差し込めば、妖魔を仕留めることは出来なくとも動きを止めることぐらいはできる。


 一方、モロア達を追い越して行った数体の妖魔は、フロサンに集結していた。

パステルナーク達が滅ぼした商業都市には商人達に雇われた兵隊がいる。

妖魔達は、その傭兵部隊と合流し城に攻め入るつもりである。

ありがとうございました。

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