表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
212/482

オークの巣破壊クエスト 5


「す、すごかった…」


「アルさんやルシフェルさんが強いのはだいたい分かってたけどまさかヒナタさん達もあんなに強いなんて…」


「見た感じあのナビって人が一番強いよ。あんな美人な人がカエデさんの次に強いなんて…僕達の自信が…」


ブレイン達は楓達の戦闘を見て唖然としていた。


ブレイン達は日向達も幾ら強いとはいえ所詮Aランク程度、ミルに関していえばCランク程度だと思っていたので初っ端から繰り広げられた人外の模擬戦にただただ唖然とするしかなかった。


最初の日向達との模擬戦ですら殆ど状況が分からなかったのにその後のアル達との模擬戦なんて全く何も分からなかった。


「あれは、俺達に出来るのかな?」


「あれが出来たら1人で国を相手に出来ると思う。目指す相手が違う…」


「ヒナタさんのあの魔法も普通の魔法じゃなかった。多分オリジナル魔法だ。正直僕達と次元が違う」


ブレイン達は頑張れば手が届くと勝手に思っていた故に先程の模擬戦で格の違いという物を見せつけられ意気消沈している。


「よ、何でそんなにシュンとしているんだ?」


「カエデさん…いや、あれ程の物を見て少し自信をなくしてしまっただけです」


あれ程の模擬戦をしてまだ全く息を乱した様子がない楓を見て驚きつつブレインは苦笑い気味に思っていた事を話す。


「まぁ、魔物を倒すのにあんなに力は必要ないから安心しろ。あんな攻撃を毎回してたら先にルベルカム自体が潰れる」


「それは…」


楓の物言いにブレイン達は更に次元が違う事を実感し、憧れるとともに自分達では無理な領域だとスパッと諦める。


「さ、お前達もやるぞ。とりあえず3人でオークを確実に倒せる位にはしてやる」


楓はそう言ってブレイン達を強制的に立ち上がらせ、楓の召喚したオークと戦ったり日向達と模擬戦をしたりとその日は殆ど休みなしでブレイン達は楓にしごかれるのであった。







「昨日は人生で一番訓練をしました…」


「俺も、あれは精神的にキツかった…」


「だね、肉体的疲労はカエデさんの魔法のおかげで永久に疲れる事がなかったからね」


そう、昨日は楓のオークを3人で苦労しないで倒す程度迄レベルアップして貰うという地獄の様なノルマをクリアする為にブレイン達がへばると楓はリフレッシュを使い強制的に立ち上がらせ、訓練をさせ続けた。


その甲斐あって、オークなら3人いれば余裕で倒せる位迄はレベルアップ出来たので今日のオークの巣に向かっても簡単に死ぬ事はないだろう。


パドンには後輩の育成を頼まれている為育て過ぎて問題はないだろう。


本人たちはだいぶしんどそうだが今日も楓の食事で疲労回復してもらおう。


昨日は夕食を楓が作った訳だがまさか野営で暖かい食事が食べられるだけでなく、普通に店に行くよりも美味しい食事が食べられた事にブレイン達は涙を流しながら喜んでいた。


「さて、食事を終えたら準備してオークの巣に向かうからブレイン達も準備しておいてくれよ」


「り、了解です!」


「いよいよか」


「がんばろう」


「あんまり緊張し過ぎると良くないよ。大丈夫、私達が付いているから」


「「「は、はい!」」」


ブレイン達が緊張しているのを察した日向がブレイン達に優しく笑いかけてそんなイケメンな事を言う。


昨日から思っていたが日向が優しくし過ぎてブレイン達は日向を女神視している節がある。


別にそれが悪いと言う訳ではないのだが少し妬けるのは事実である。


「大丈夫だよ。私が好きなのは楓くんだけだよ。私だけじゃないけど、昨日の模擬戦はその証明の一つ。これからも、楓くんを支えられるお嫁さんになるから見ててね」


日向は楓の様子に気が付いたのかそっと楓の耳元でそんな事を囁いて頰にキスをする。


かなり嬉しいのは事実だが、今の日向のこの行為には一つだけ問題があった。それは…


「あ、ヒナタだけずるいです。私もキスします」


「じゃあ私も」


「さ、3人共抜け駆けはなしですよ!私もします」


そう、日向がおおっぴらに楓にキスしたせいで残りの3人も楓の頰にキスを始めたのだ。それもブレイン達の前で。


嬉しいが今は羞恥心の方が勝って顔を真っ赤にしている。当然ブレイン達もだが…


「4人共凄いですね…ならついでに私も」


しまいにナビ迄楓の頰にキスをしてくる始末である。

ブレイン達からしたら楓のハーレムな状態を羨ましいと思うだろうが当の本人からしたら本当に恥ずかしくて穴があったら埋まりたい気分だ。


「か、カエデさんはやっぱり凄いね」


「あぁ、やっぱり俺もカエデさんみたいに頑張るぞ」


「とりあえずは今回の作戦を生きて帰らないとね」


楓のハーレム状態をまじまじと見せつけられたブレイン達はやはり諦めきれないのかもう一度覚悟を決めた様な目付きでそんな事を言うのであった。


未だに、日向達によるイチャイチャタイムが続いているが思春期真っ盛りのブレイン達には刺激が強すぎてオークを倒しに行く前に気絶する所だったがその前に楓がダウンしかけた事によってブレイン達が気絶する事はなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ