ルシフェル超覚醒!
「カエデ、お主シェフになったら絶対成功するぞ」
「間違いありません。あんな料理魔王城のシェフでさえ不可能です」
楓の料理を食べてルシフェルとセバスはそんな感想を楓に残した。
楓は大の大人が料理一つに泣きながら食べている所を見てかなり引いていた。
日向達はどこか誇らしげだったのは何故だか分からないが、あのアルでさえ引いていたのだから楓の感性はおかしくない筈だ。
「まぁ、またそのうち作ってやるから」
「ほ、本当か!約束だぞ!」
「おう、っていうかたまに作ってるから…」
「よしカエデ。我は生涯カエデの家族でいる事をここに誓う」
「私もでございます。改めてよろしくお願いします」
ルシフェル達はそこ迄するかと言われんばかりに楓に忠誠?を誓う。
「ありがとう、でもいいのか?」
「構わん。どうせ帰っても皆に恐れられる日々が続くだけだ。ここなら誰もそんな者はいないからな。かなり居心地がいい」
「そうか、でも外に出たらある程度は覚悟しておいてくれよ?」
「分かっておる。我もバカではあるまい。いくらこの世界の魔族達が今は戦争を仕掛けてこないとはいえ、魔王など人族からしたら恐怖の対象でしかないからな。我はカエデ達に認められて、家族として受け入れてくれるなら他の有象無象などどうでもよい」
ルシフェルは笑いながら楓にそう言った。そこには嘘偽りなく、本心で楓達と家族としてやっていきたいと思っている事が良く分かった。
「分かった。改めてこっちからもよろしくな」
「あぁ、よろしく頼む」
楓とルシフェルは再度、熱い握手を交わすのであった。
「それじゃあ家族になったという事でルシフェルには俺達と一緒に冒険者になってもらう。あ、一応セバスもよろしく。冒険には行かなくていいけど冒険者になってここのクランに入ってくれてたらなにかと融通が利くから」
「ほう、冒険者か。魔王が冒険者とはなかなか面白そうだな」
「畏まりました」
二人とも冒険者になる事は全く抵抗がないようですんなり承諾する。
「それと、ルシフェルのステータスをちょいといじらせてもらう」
「何?ステータスとはなんだ?」
「ルシフェルの世界にはステータスの概念はなかったのか。ステータスっていうのはこの世界で力を数字で表している物だ」
「それを楓くんがいじって強くするんだよ!」
「私も最初は平民より弱かったですが今はかなりみなさんのお役に立つ事が出来るんですよ」
ステータスの説明をしていると横から日向とミルが追加でルシフェルに説明する。
セバスは現在エリスに頼んでこの屋敷でのノウハウや誰がどこの部屋なのか等を説明して回っている。
セバスはメイドのあまりの好待遇に驚いていたがすぐに慣れる事だろう。
役割としてはセバスはアルの部屋を担当する事になった。
楓の部屋はエリスが頑として譲らなかったのでセバスは微笑ましく思いながら楓の部屋の担当をエリスに任せる事にした。
そんな訳で現在、セバス不在でルシフェル一人なのだが全く問題はない。
セバスも後で少しステータスをいじる予定だが戦い専門じゃない為そこまで強くするつもりはない。
ただ、ルシフェルはこれから楓達と共に冒険する固定メンバーになる為限界突破等は付けておきたい。
「と言う事でそこに寝てくれ」
楓はそう言いながらルシフェルをソファーに寝る様に促す。
「う、うむ。何か分からぬがカエデを信じよう」
ルシフェルはそう言いながらソファーに横になる。
「睡眠魔法」
楓は速やかに睡眠魔法を使ってルシフェルを眠らせ早速ステータス改ざんに勤しむ。
ーステータスーーーーーーーーーーーーーーーー
ルシフェルLv500
種族 魔王
体力 25000
筋力 25000
敏速 20000
知力 30000
魔力 30000
幸運 25000
スキル
身体強化Lv100
槍術 Lv100
体術 Lv100
魔法 Lv100
ユニークスキル
魔眼
魔王の覇気
エクストラスキル
魔王の誇り
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルシフェルのステータスはだいたいアルの初期の人形態の時位だった。
ナビちゃんに聞いた時、魔王のステータスはだいたい10000ちょっとと聞いていたからかなり強いのだろう。
魔眼の王と言われるだけあって魔眼の数はかなり多かった。
ここには魔眼としか書かれていないが、実際の数はざっと100個はあった。
それにしても魔王が槍ってなんか斬新だな。
『魔王といえば魔法ですしね』
その辺のアドバンテージは魔眼でとっているのだろう。
さて、さっさと終わらしますか。
ーステータスーーーーーーーーーーーーーーーー
ルシフェルLv500
種族 魔王
体力 25000
筋力 25000
敏速 20000
知力 30000
魔力 30000
幸運 25000
スキル
身体強化Lv100
槍術 Lv100
体術 Lv100
魔法 Lv100
ユニークスキル
魔眼
魔王の覇気
エクストラスキル
魔王の誇り
神眼
限界突破
加護
武神の加護
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「とりあえず終わった」
「私の時もこんな感じだったのね」
横で見ていたルミナがルシフェルのを見て楓にそう言う。
「あぁ、これでルシフェルもかなり強いぞ。ルミナも頑張らないとな」
「えぇ、みんなの役に立てる様に私も頑張るわ!」
ルミナは勢いよく楓達にそう宣言する。
それからすぐにルシフェルを起こして色々と試してもらう。
今回はアルと同じ様にそこまで大改造をした訳ではないので、変化はそんなにないが…
「カエデ、魔眼の性能がかなり強くなってるぞ!」
前言撤回。今回楓が付けた神眼は魔眼の上位スキルで、それが付いた事によってかなり魔眼の威力と種類が増えたらしい。
そこら辺は今度試してもらおう。家の中でやったら大変な事になるのでここで神眼の使用はやめてもらう。
その後、ルシフェルに限界突破の説明をしてやるとかなり嬉しいのか子供の様にはしゃいで楓に礼を言っていた。
こうして、『無限の伝説』に心強いクランメンバーが二人できたのであった。




