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「では、姫様と私はおいおいジョブを決めていくという事で、今はそのまま、姫様と指揮官でいきましょう。」
「え!オレ勇者からチェンジしたいんだけどっ!?」
「チェンジは構いませんが、レベルは初期に戻りますよ。
今まで覚えたスキルは残りますが、威力も半減しますし、それでよければ、、、。」
「あー、、、
じゃぁいいや、このまんまで。
姫さんと指揮官のレベルが上がったら考えるわ。」
珍しくパーティーの事考えた発言して、思わずおおー。とか言いそうになったんだけど、よくよく考えてみれば魔王がいればみんな弱くても問題ないんじゃ?
なんて思ってたら、
「コーラル以外は護らないぞ。」
まるでこちらの考えを読んだかのような魔王のコメント。
ちっ。
〜・〜・〜
なんてやり取りしていたのが懐かしく思えるようになってきた今日この頃。(いや、実際はそんなに日数経ってない)
出る魔物出る魔物、強いのなんのって。
指揮官曰く、クリア特典だから世界のレベルがそのまま引き継がれているんでしょうとの事。
なので指揮官と私は殆ど役立たず。
まぁ、戦闘に特化したジョブ特性もないので仕方ないんだけど。
主に戦ってるのは勇者様と魔術師様2人。
1番の戦力になりそうな魔王といえば、、、
「コーラルを護る以外はやる気は出ん。」
と言ってひたすら、私に防御結界だけ施してる。
時々指揮官にも防御結界施してるみたいだけど、ホントにたまに。
なので、指揮官と私は早くジョブを確定させようと思ってたんだけど、そもそもジョブに関する事はどこかの神殿が牛耳ってるらしい。
ジョブチェンジするにも莫大なゼニがかかるらしいし。
最近の神殿の収入はジョブに関する事でウハウハらしい。
そんな、らしい。ばっかりの神殿はどこにあるのか皆目見当もつかない。
指揮官なら知ってそうだけど、曰く、
「管轄外なので存じ上げません。」
だそうな。
あー、神殿に勤めようかなぁ。
楽そうでウハウハみたいだし。
「お前が神殿に行くなら私も着いていくぞ。」
また意味不明な事言ってる。
っていつも私の考え読んでたりする?
大分魔物も倒してきたので(主に勇者様と魔術師様が)レベルも上がったと思ってたんだけど、、、
「えーー!トドメ刺さないと経験値入らないのー?
何、そのシステム。
じゃぁまだ私達レベル足りないんじゃーん!」
思わず絶叫してしまった。
そんな時、魔術師様が
「なら、ギリギリまでライフを削って最後にトドメを刺してもらうというやり方でいきましょうか。」
そんなナイスな提案してくれて、
「さぁ、どうぞ」
と、魔術師様が殆ど動かなくなった魔物の前からどき、ソレにそっと近づこうとすると
す、と視線を魔物に向ける魔王。
一瞬で跡かたもなく消える魔物。
「コーラルに触らせる訳にはいかん。」
最大の敵はコイツかもしれん、、、。
お読みくださりありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ




