私は首を傾げた
「お嬢?」
ウルザさんが凄い!と思っていたらライオが心配そうに顔を覗いてきたから渡すは微笑む。
「大丈夫、少し疲れただけだよ。皆は怪我はない?」
見た感じ怪我はなさそうだけどもしもがあるからそう聞くとルナが微笑む。
「アイナさんも含めて誰も怪我しておりませんよエミリア様」
ルナの言葉に私はホッと一息。
「良かった・・・あれ?アイナさんは?」
ここに居るのは【自由の翼】のメンバーだけでアイナさんがいないんだよ。
「アイナさんは今ギルド員と話してます」
ルナがそういながら右側方向を指差しながらそう言って来たのでルナが指差した方向を見ると眼鏡ギルド員とアイナさんが真剣な顔で話しているのが見える。
「皆も座りなよ」
私だけ座ってる状態だったのでそう言うと全員が頷き其々席に座る。
「スタンピードのほうはどう?」
ウルザさんと一緒に治療に専念していたからどんな感じかが分からないんだよね。
「まだ魔物は出て来ていますが最初程の勢いはありませんね」
ルナがそう言うとアイアが頷く。
「魔物も確認されてる一番強い魔物はでAランクの魔物のシルバーウルフだな」
「へえシルバーウルフは見た事が無いね」
私達が今稼いでいる13階にはシルバーウルフは出ないんだよね。
因みにシルバーウルフはウルフ系の最上位の魔物だ。
「エミリア」
ライオ達と話していたらアイナさんがいつの間にか私達のいるテーブルに来ていてそう声を掛けて来たので見上げるようにしてアイナさんを見るとアイナさんが話を続ける。
「私達高ランカーはこのまま5日間はここに居る事になったけど貴女達はどうするの?」
さっき眼鏡ギルド員と話してたのはその事に関してだったのね、さてどうしよう?と【自由の翼】の皆を見ると『お前が決めろ』と言うばかりの視線が向けられたので少し考えて・・口を開いた。
「私達も残るよ」
私は治療の手伝いが出来るし残りの4人も戦闘力がたかいからもしもの時は役に立つ・・・・・そう思いそう言うとアイナさんが頷き歩き出そうとして足を止める。
「ギルド員に行ってくるわ」
そう言った後にさっきの眼鏡ギルド員が居る所まで歩いて行くのを見て私は皆のほうへと視線を戻す。
「勝手に決めたけどいいよね?」
そう言うと全員が頷きそれを見てホッとしてたらルナが心配そうに口を開いた。
「それは大丈夫なのですがアリスの事はどうされますか?あの子の事ですからもうスタンピードの事は耳にして私達の事を心配していると思うのですが」
・・・・あああああああ!そうだ!!スタンピードの事に集中しすぎてアリスの事をすっかり忘れてた!!ごめなリス!!私お姉ちゃん失格だよ!!
「・・・どうしよう」
残るって言っちゃったし今更帰りますとは言えないよ!!と思っていると後ろから『ポン!』と肩を叩かれ振り返るとアイナさんが微笑みながら私を見ていた。
「話は聞いていたわ、そのアリスって子が心配なんでしょ?帰ってもいいわ。私がギルドの人に言っておくから」
その言葉に私は何て答えたらいいかと考えこむ。
「もしもの為に残ってた方が良いんだよ」
さっきも言ったが私は治療の手伝い、ライオ達は高い戦闘力、どちらも必要になる。
「エミリア様・・ならばエミリア様だけ一度帰る・・・と言うはどうでしょうか?」
「ん?どういう事?」
ルナの言葉に私は首を傾げた。
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