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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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回復させなきゃダメ

なんか強引にパーティーリーダーにされそうなんだけど今はそれどころじゃないと思い出した!!


「その話は後でじっくりとしよう!!その為に皆はキチンと無傷で帰ってきてね」


その言葉に今がどういう状況かを思い出した3人は頷いた・・・けど全員が揃って口を開く。


「お嬢がパーティーリーダーなのは変わらないぞ?」


「エミリア様がパーティーリーダーですからね」


「俺はエミリアがパーティーリーダーだと思ってるからな」


「私もエミリアがパーティーリーダーがいいわ」


ライオ、ルナ、アイア、ケーシーがそう言い残し走って行くのを見送り私は使い溜息をつきその後に怪我人の手当てを再開した。



治療を手伝っていたらスタンピードが起きている方向とは逆の方向・・・・アンセルフィディアの方向からそかなりの数の馬車が走ってくるのが見えた。


「ん?」


こっちに向かってくる馬車を見ていたら眼鏡ギルド員が私の隣に来て眼鏡をくいっと上げて口を開く。


「援軍でしょう、多分物資も運んできてくれてると思います」


おお!それはとても助かるね!今はSランクやAランクの人達のお陰で何とか持ってる状態だから新たな戦力が加われば乗り切る事が出来るかも!!


「あともうひと踏ん張りです、頑張りましょう」


眼鏡ギルド員がそう言って私の肩をポンと叩き向かってくる馬車のほうへと歩いて行くのを見て私は再び怪我人の治療を再開した。




「エミリア様、ただいま帰りました」


怪我人の腕に消毒をした後に包帯を巻いていたら後ろからそう声を掛けられ振り向くと4人供無事に戻って来てくれたようで微笑みながら私を見ていた。


「お帰り皆・・・って大丈夫?」


4人とも服や防具に血がべっとりとついているので慌てて立ち上がり4人に近きそう聞くとルナが苦笑する。


「ご安心くださいこれは返り血です、私達に怪我はありません」


スピードドッグやフォレストウルフの血って赤いからそれか!!心臓が止まるかと思った!!


「怪我はしなかったんだね?」


私がそう口にすると全員が頷き私はそれを見てホット一息つく。


「良かった・・・なら少しあっちで休んできて、私は此処で怪我人の治療を続けるから」


「いえ・・私も手伝います」


私の言葉にルナがそう言って来たけど私はその言葉に首を左右に振る。


「休んで、貴女達は魔物と戦って体力をかなり消耗してるわ、これから何かあった時の為にも体力を少しでも回復させなきゃダメ」


【スタンピード】という脅威が起きている今何があるか分からないから体力を回復させることを優先させた方が良いと私は思う。


「・・・・・・わかりました」


ルナがそう言って頷くと他の皆も納得したのか頷いて休憩スペースへと歩いて行く。


「君」


ルナ達を見送って作業を再開しようと思ったらそう背中越しに声を掛けられ振り返ると眼鏡ギルド員が立っていた。


「どうしたの?何かあった?」


首を傾げるそう聞くと眼鏡ギルド員が眼鏡をくいっと上げて話を続ける。


「一応怪我人の治療もひと段落したみたいなので休んでください、ご助力感謝します」


そう言った後に頭を下げて来たので私は首を左右に振る。


「出来る事をしただけだから感謝はいらないよ、それじぉ私も少し休ませてもらうね」


そう言って立ち上がりルナ達がいる場所へと歩いて行く。



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