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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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本当に落ちついてルナ

私は2人を見て微笑む。


「無事にダンジョンから出れて良かったね、あとお礼はルナに言って?ルナが2人を守りながら地上まで送ったんだし」


私がそう言うと2人は頭を上げて揃って首を左右に振る。


「探索者達の安全を確認する為に5階まで行ったと聞きました!そんな中私達の為に貴重な戦力を自分達が危険になると判りながら私達の為に割いてくれたのです!だからしっかりとお礼を言いたかったんです!!」


真剣な顔でそう言われ私は苦笑する。


「確かにルナが離れた時の戦力は下がるとは考えたけど新しく入ってくれたアイアとケーシーがいたから何とかなると思ってたんだよ」


アイア達の実力を見た後だったからルナが離脱しても何とかなるって考えたんだ。


「お礼は受け取ったよ、私達も今後アンセルフィディアで稼ぐつもりだから見かけたら気楽に声を掛けてね!あ!私はエミリアって言うんだ」


私がそう言うと2人は揃って頷き青い髪をショートカットにした女の子が慌てたような顔になり直立不動の体勢になる。


「助けてもらったのに自己紹介をしなくてごめんなさい!私ケニー・ローバーて言います!!15歳です!!」


あ!やっぱり同い年なんだ?ってまあ新人探索者ってほぼ15歳だからあまり驚きは無いけどね!!


「私はミュラー・ランラです!私も15歳!!」


隣にいる赤い髪の女の子が元気に手を上げながらニコニコ顔でそう言って来たので頷く。


「2人とは同い年だね、仲良くしてね」


と言ったら何故か2人は私を驚いた顔で見たまま固まった。


「ん?どうしたの2人共?」


え?私そんな驚くようなような事言った?と首を傾げるとケニーが驚いた顔のまま口を開く。


「私・・・・エミリアさんの事を年上だと思ってました」


へ?っと私が驚くとミュラーもケニーの言葉に同感なのか何度も頷く。


「私も思ってた!!」


え?そんなに老けて見える?ショックなんだけど?と冷や汗をかき何も言えずに固まっていると隣にいるルナが真剣な顔でケニーに視線を向ける。


「ちなみにエミリア様を何歳だと思ってたんですか?」


ルナがそう聞くとケニーとミュラーは顔を見合わせ同時に口を開く。


「20歳位かと・・・とても綺麗で落ち着いていたので」


「私は19歳位かな?なんか物凄く落ち着いた感じがして『お姉さん』ってオーラが・・・それに私達より強かったから」


ルナはその言葉に納得した感じで頷く。


「2人供いい目をしてますね・・・その通りです!エミリア様はとても綺麗で強いのです!!」


ちょ!何いきなり嬉しそうに言いだすのルナ?落ち着いて!!


「貴女達とは仲良く出来そうですね!!今度ゆっくりとエミリア様の良さについて語り合いましよう!!」


「ちょ!本当に落ちついてルナ!!!」


なんでそんなに興奮してるのルナ?いつもの冷静沈着なルナはどこにいったの?


「落ち着つけルナ・・・その話は後でいいだろう?」


ライオの言葉にルナが『はっ!』って顔になり私を見て頭を下げる。


「お見苦しいものをお見せしました」


見苦しい物と言うよりいつものルナの姿とかけ離れてたから驚いたんんだけどね!!


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