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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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心置きなく3階へと行けるね

戦いを終えて私達はさっきまで戦っていた女性探索者へと駆け寄り怪我がない事を確認しホット一息ついた。


「大丈夫?」


戦闘が終りへたり込む女性探索者達を見下ろしそう声を掛けると2人共真っ青な顔で私を見上げ2人のうちの一人の青い髪をボブカットにした女性探索者が口を開く。


「助けてくれてありがとう、もしあのまま私達だけで戦ってたら私達は殺されてたわ」


その言葉にもう1人の赤い髪を背中までのばした女性探索者も何度も頷く。


「怪我がないようで安心したよ、今日のダンジョンは異常だからダンジョンから出た方が良い、外まで行ける?」


私がそう言うと2人は見つめ合い顔を真っ青にしたまま固まる。

私はそれを見て隣にいるルナに視線をむける。


「ルナ、この人達を外まで連れて行ってくれる?」


「ですが・・」


「お願い」


「・・・・・わかりました」


目を逸らさすに頼むとルナが頷いてくれたので私は座り込む女性達を見て微笑む。


「ルナが地上までっ付き合うから安心して、ルナはとても強いんだよ?」


私の言葉を聞き2人は立ち上がりルナに向かい頭を言下げる。


「すいませんがお願いします」


「よろしくお願いします」


「はい。では行きましょう・・・ライオ・・・すぐ戻りますのでそれまで頼みます」


ルナがそう返事をして階段を上がって行きその後を追うように女性探索者達も階段を上がって行った。


「それじゃあ進みましょうか」


私達は3階への階段を目指して歩き・・・・・あ。


「また来た」


スピードドッグが6匹ほど私達目がけて走ってくるのが見え私達は各々が武器を握りしめて襲い掛かって来るスピードドッグを撃退する。


「やっぱりかなり活発化してるよね?」


スピードドッグを倒した後にそう口にするとアイアとライオが真剣な顔で頷く。


「これは流石に『何もない』とは言えんな」


アイアがそう言うとライオが頷く。


「この程度なら俺達には問題はないが初心者探索者には厳しいだろうな」


【大いなる大地】の5階層までは初心者探索者達が狩りに来てる事が多いので私もそう思い頷く。


「って事で周囲を警戒しながら進もう」


それから私達は再び3階への階段を目指して進んでいたら6人ほどの初心者探索者らしき人を助け一階へと行くように伝え、3階の階段についた頃ルナが合流してきた。


「お待たせしましたエミリア様」


「お待たせ」


いきなりそう声を掛けられて振り返るとルナとケーシーが立っており驚いてしまった。


「あれ?もう来たんだ?」


まさかこんなに早く合流出来るとは思ってなかったと思っているとライオが深い溜息をつく。


「お嬢・・・ルナとケーシーが外に行ってからかなりの時間が経ってるぞ?」


「へ?・・・あ!そうか!!」


私達は複数の魔物に襲われている探索者達を助けながら進んでいたから思ったよりも進むのに時間が掛かっていたんだ!!


「その通りですエミリア様、6人ほどの探索者達とすれ違いましたが皆エミリア様やライオ達の名を口にして感謝していましたよ」


ルナの言葉に私はホッとする。


「本当だったら私達が地上まで送りたかったんだけど4階まで見に行きたくてこれ以上は戦力が減らせないから彼等だけで帰ってもらったから心配だったんだけど大丈夫そうだね」


これで心置きなく3階へと行けるね!!


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