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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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流石ライオ


「お嬢・・・俺は反対だ、全員でダンジョンを出るべきだ」


私の説明を聞いたライオが真剣な顔でそう言って来たけど私は首を左右に振る。


「行くよ?今私が言った『スタンピードかもしれない』ってのはまだ私が今の状況を見てそう思っただけだらかね、だから4階まで降りて下の状況を見てみたいのよ」


私が引く気は無いと感じてライオが深い溜息をつく。


「・・・わかった」


「納得してくれて良かったよ」


「納得はしていない、ただ放っておくと一人で行きそうだからな」


・・・・・読まれてる!!流石ライオ!!と思っていると何故かライオが顔をしかめアイアに緯線を向ける。


「聞いた通りだ・・・お嬢と一緒に居るとこんな事が日常茶飯事だ、入るのを辞めるか?」


なんかとてもひどい言い方だよね?ってか何でアイアとケーシーはやれやれって感じで肩を竦めてるの?ねえ?


「辞める訳ないだろう?」


「そうよ?それくらい覚悟はしているわ、何せとことんお人好しなのはもう判ってるからね」


「え?私別にお人好しな訳じゃないよ?ねえ聞いてる?皆?」


私がそう言っても誰も私に視線を向けずに4人だけで話合ってる。


「私は言われた通り一度外に出てこの事を伝えてまた潜って合流するわ」


ケーシーがそう言えばアイアが首を傾げる。


「多分4階までならそんなにはかからないと思うが?」


その言葉にケーシーさんが真剣な顔で首を左右に振る。


「『もしも』があるでしょ?その時の為よ」


その言葉に私とケーシー以外の3人が真剣な顔で頷く。


「って事で早速行くわ」


そう言った後にケーシーがダンジョンの出入り口へと走って行き私達はそれを見送った後に下の階層へと行ける階段へと向かい歩き出した。



「やっぱり魔物がいつもより多いね」


2階への階段が見えて来た時にそう呟くとルナが周囲を警戒しながら頷く。


「はい、エミリア様の言う通りこの階での魔物の多さは異常だと思います」


遭遇した魔物たち全てが2匹から5匹と複数で襲ってくるのも異常な異常な状態と言える。


「さて・・・2階はどうなってるのかな?」


私達は2階へと向かう為に階段を降りて行った。



2階に降りると空は茜色・・・夕方の空だった。

【大いなる大地】も【大いなる平原】の5階までの環境や出て来る魔物はは同じだったので【大いなる大地】に入る時にきちんとした準備をして私達は突破している。


「さて」


降りてすぐに周囲を見渡してからライオに視線をむける。


「どう思うライオ?」


『何を』とは聞かずにそう声を掛けるとライオも周囲を確認し私に視線をむける。


「今の所は何とも言えない、周囲をを警戒しつつ3階への階段を目指そう」


その言葉に全員が頷き3階への階段がある方向へと歩き始めた。



3階への階段を目指して歩いていたら少し離れた場所で2人の女性探索者が7匹のスピードドッグと戦ってるのが見え私はブンブンちゃんを握りしめて走り出す。


「そこの人達!!手助けはいる?」


走りながら戦ってる探索者達にそう声を掛けると何度も頷くのが見える。


「せい!」


こっちに気が付いたスピードドッグの群れの中の4匹が向かって来たのでそのうちの1匹をブンブンちゃんで殴って倒し、その他のスピードドッグはアイアとライイオとルナによって切り伏せられた。


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