私達の仲間になった
「あのねエミリア・・・普通あの状態ならお金を要求するものなのよ?それを貴女は『私に渡すお金があるならポーションを買って】って言ってお金を取らなかったじゃない?そう言う事が出来る貴女だから私達兄妹は貴女達を信用し、貴女のパーティーに入りたいのよ」
ケーシーさんの言葉にアイアさんが真剣な顔で頷く。
「それに俺達の両親を救ってくれた借りがあるままなのは嫌なんでな・・・パーティーメンバーとして役に立ち借りを返させて欲しいのさ」
「気にしなくていいのに」
アイアさんの言葉に私はそう言うとアイアさんが首を左右に振る。
「これは俺の気持ちの問題だから気にしなくていい・・・だから俺達をパーティーに入れてく欲しい」
アイアさんがそう言った後に頭を下げそれを見たケーシーさんも頭を下げる。
私はそれを見た後に隣に座る2人に視線を向けると2人は真剣な顔で頷く。
「エミリア様の思う通りに」
「お嬢に任せる」
2人の言葉に私は少し考えてからアイアさんとケーシーさんに視線を戻す。
「2人供頭を上げて」
私がそう言うと2人は頭を上げて真剣な顔で私を見てくる。
「私達のパーティーで良ければ入って、でも条件がある」
私がそう言うと2人は何故が背筋を伸ばして汗をかき始めるがそれをスルーし話を続ける。
「絶対に無理はしない事、思ってるとこはきちんと言う事・・・・この2つは守ってね」
私の言葉に2人は苦笑する。
「わかったわ、これからよろしくね皆」
「世話になる」
アイアさんとケーシーさんが頭を下げながらそう言って来たの来たので私達は微笑む。
「ようこそ仲良し・・・じゃなくて【ようこそ【自由の翼】へ!!」
私がそう言うと2人は首を傾げる。
「仲良し?」
アイアさんがそう口にするのを聞きライオが苦笑する。
「気にしなくていい、さて【自由の翼】に入ったという事でまずお互いをしっかりと知る事から始めよう」
ライオがそう言うとPここに居る全員が頷く。
「待たせたね、ヤードだよ」
ミオラさんがそう言いながら人数分のグラスをお盆乗せて私達の座る席へとやってきた。
「ありがとう」
テーブルに乗せられたグラスを手に取り一口飲む。
「うまぁ」
濃厚な甘さが口いっぱいに広がり幸せな気持ちになった!!
「んじゃ其々の戦闘スタイルを教え合おう」
共に戦うならやっぱり仲間の戦闘スタイルを知っておかないといけない、これ基本です!!
「って事でまず私から!私は棒術を使う、武器はこの魔鉱石で出来たブンブンちゃんで戦ってる」
私がそう言うとアイアさんが首を傾げる。
「ブンブンちゃん?」
その言葉に私は頷き話を続ける。
「自分の武器にピッタリの名前を付けたんだ!可愛いでしょ?」
ん?何でライオとルナは視線を逸らしているのかな?って言うかアイアさんとケーシーさんもなんとも言えない顔になってるよ?何で?
「次は私ですね、私は速さ重視のナイフ二刀で戦います」
「俺は剣で戦う、防御より攻撃重視な所があるからそのつもりでいてくれ」
ルナに引き続きライオがそう言うとアインさんがその言葉に頷く。
「今度は俺だな・・・俺は斧で戦う」
へえ武器は斧なんだ?斧で戦うのは珍しくない?探索者の多くはが剣とか槍を使う、私の棒術なんかもかなり珍しいんだけどね。
「次に私ね、私はメインが弓で接近戦になった時はナイフで戦ってるわ」
おおお?私達に足りなかった遠距離攻撃を使う人が私達の仲間になった!!これはとてもいい事だ!
「2人が私達のパーティーに入ってくれた事で戦いの幅がかなり広がるね」
ライオに視線を向けながらそう言うとライオが真剣な顔で頷く。
「ですね、まずは【大いなる大地】の一階でお互いの実力と能力の確認をしておいた方が良いでしょう」
一階なら危険は無いし実戦で全員の戦闘スタイルの確認が出来るから【大いなる大地】に行こうか!
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