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自業自得だよね

昼前にホースガラについた。


「此処がギルド」


ライオに案内されついた先はホースガラでの最優先の目的である『探索者登録』をする場所・・・ギルド。

その建物は3階建ての建物で探索者らしい人達の出入りがかなりあり賑わっている。


「んじゃさっさと登録しちゃいましょう」


ライオがそう言いながらギルドに入って行ったので私とルーナは追いかけるように建物に入る。やはりかなり活気があってなんか建物の中の空気も熱い気がする。


「お嬢、こっちだ」


探索者らしき人達が並ぶ列とは反対方向にある受付らしき場所でライオが私を見て手を振っているので受付へと向かう。


「アイナさんこの2人の登録を頼みたい、この2人は俺の仲間なんだ」


アイナと呼ばれた女性がライオの言葉を聞き微笑んだ後に私達に視線を向けて微笑んで一礼する。


「新人受付の担当をしているアイナと申します、早速ですが手続きを始めましょうか」


アイナさんの言葉に私とルーナは頷く。


「おいおいお嬢ちゃん」


アイナさんの話を聞こうと思っていたら後ろからそういう声が聞こえ振り返ると顔を真っ赤にした男が千鳥足で私達の所に歩いて来た。


「ダメッスさんやめてください!!」


アイナさんが受付の席から立ち上がりフラフラしながら近寄って来る男にそう言うとダメッスと呼ばれた男はアイナさんを一度睨んだ後に私に視線を戻しニヤニヤし始める。


「探索者になるより俺の相手をしたほうが稼げるぜ?どうだ2人供」


どうやら私だけじゃなくてルーナも狙ってるようだ・・・けど・・・これは。


「ライオ」


見守っていたライオが名前を呼ばれ私に視線を向けたのを確認してから私は話を続ける。


「私はこれを知ってるわ・・・これって『ウザ絡み』って言うのよね?」


私がそう言うとライオが右手で額を抑え深い溜息をつく。


「何でそんなに嬉しそうなんだよお嬢」


当たり前じゃない!!


「だってこういうのって本の中の世界か演劇の中でしか見れないと思っていたのよ!まさか体験できるとは思わなかったわ!!」


いやぁ・・・やっぱり家出をして良かったわ!!こうして色んな事を体験できるのだから!って何でそんなに深い溜息をつくのライオ?って何でルーナまでため息ついてるの?え?変な事を言ってないよね?


「お前・・・バカにしてるのか?」


私の態度が気に入らなかったのかダメッスは顔を更に真っ赤にしながら接近して来たので溜息をついた。


「だからその態度はなん・・ゔぴっ!!」


変な声を上げて股を抑えながら蹲るダメッスを見下ろしながら更に溜息をつく。


「全く・・・朝から変な物を蹴らせて・・最悪」


ん?何でそんな『うわぁ』みたいな顔して私を見るのルーナ?ってかライオも何で可哀想な者を見る目でダメッスを見てるの?自業自得だよね?私悪くないよ?正当防衛だよ?


「・・・・・えっと」


そんな私達に何かを言いたいけど何を言ったらいいか分からなさそうなアイナさんが声を掛けて来たので私は微笑み口を開く。


「それじゃ登録をお願いしていいかしら?」


「あ・・・はい」


アイナさんの返事にうんうんと頷いていると隣から溜息が聞こえた。横を向くと何故か額に手を当てているライオがいた。


何で溜息をついてるのライオ?


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