アンセルフィディアがついに私達の視界に入って来た
ルナがパーティー名は【自由の翼】でどうかと聞かれ私はすぐさま頷く。
「それでいいと思う【自由の翼】・・・ルナの言う通り私達にぴったりだね!!」
私の【仲良し3人組】も良かったけど【自由の翼】のほうが少しだけ・・ほんの少しだけ【自由の翼】のほうがいい!!なので私達のパーティー名は【自由の翼】で決まり!!
「って事で私達のパーティーは【自由の翼】だよ」
未だに笑っているレイラさんに視線を向けてそう言うとレイラさんが笑い過ぎて出た涙を拭きながら頷く。
「わかったわ、夕食後に最初の見張りに私達が着いてその次の見張りが貴女達ね、時間になったら声を掛けるからよろしくね」
そう言って戻って行ったレイラさんを見送った後に私はライオとルナに視線をむける。
「私の【仲良し3人組】はそんなに変だった?」
・・・・何で2人共すぐに視線を逸らしたの?ねえ?
「時間よ」
テントの外側からそう声が聞こえ私とルナとアリスは目を覚ます・・・が!
「アリスはそのまま寝てていいよ」
眠そうに体をふらつかせながら立つアリスを見てそういうとアリスが首を左右に振り私の腕に腕を絡ませる。
「しょうがないね」
私はアリスを抱っこしながらテントを出て、少し離れた場所で待っているレイラさんの所まで歩いて行く。
「その子も見張りをするのかい?」
抱っこしているアリスを見ながらレイラさんがそう聞てきたので私は苦笑する。
「離れたがらないんで・・・でも何かあった時はきちんと対応しますので心配しないでください」
私がそう言うとレイラさんが微笑む。
「そこは心配してないから安心して、んじゃ見張りお願いね」
「はい」
私が返事をするとレイラさんは自分のテントに潜り込んで行き、私はレイラさんとの話を終えてすぐに先に見張りの為に作られた焚き火の前に待つライオとルナと合流する。
「エミリア様・・こちらへ」
ルナが私の座る所に布を敷き座りやすいようにしてくれていたみたいで私はそこに座りその後にアリスの頭を膝の上に乗せて寝かせる。
「んじゃ気を引き締めて見張りをしよう」
「「はい」」
私達は交代時間まで見張りを続けて交代時間になったのでローザさん達と見張りを交代しもうひと眠りした。
ブレイクさん達と共に旅をする事になってから3週間・・・・魔物とは戦う事はあっても盗賊が襲ってくることは無かった。
様々な人達が行きかい物凄く賑わっている大きな街・・・・アンセルフィディアがついに私達の視界に入って来た。
「あれがアンセルフィディア・・・・」
私がそう呟くとルナが微笑む。
「やっとここまで来ましたね」
「だね」
でも私達の目的はアンセルフィディアに来る事じゃなくてアンセルフィディアで暮らす事だからね、頑張って馴染まないとね。
「エミリアさん」
ルナとそんな話をしていたらブレイクさんが私の事にやって来てそう声を掛けて来た。
「ここまでありがとうございました、お陰で無事にアンセルフィディアにつく事が出来ました」
私はその言葉に首を左右に振る。
「レイラさん達のお陰だよ、お礼ならレイラさんに」
私がそう言うとブレイクさんが苦笑する。
「もちろんレイラさんにもお礼は言いました、ですが貴女達がいてくれたからこそ安全に旅が出来ました」
「私もだよ」
私はブレイクさんと握手する。
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