とても素敵だね
私がアンセルフィディアに来た理由を話すとレイラさんが納得した顔で頷き口を開く。
「私達も同じ理由で3年前にアンセルフィディアに来たのよ」
おお!やっぱり探索者をやってる人の考える事は似るんだね!
「っと、それは後でゆっくり話をして見張りの件だけど7人いるから3回交代制でいかない?」
確かにその方が良いね。
「それで大丈夫です」
私がそう言うとレイラさんが頷き口を開く。
「私達は最初と最後を受け持つわ、貴女達は2番目をお願いしていい?馬車の御者も彼がやってるみたいだし最後の見張りの後に馬車の運転はきついと思うの」
どうやらレイラさんこっちの事もしっかりと考えてくれているらしい。
「それでお願いしていいかな?」
「わかったわ・・・それじゃあまず私達の見張りって事で」
その後に交代時間とかの話をして話を終え、レイラさん達は自分達のテントへと戻って行った。
「いい人達で良かったね」
レイラさん達を見送りながらそう言うとライオとルナが頷く。
「これであの商人だけではなく私達のも格段に危険度が下がりましたね」
「そうだね、レイラさん達も強そうだし」
依頼を受けたから一緒に行動するってのもあるけどレイラさん達と行動する事によって盗賊や魔物との戦いで危険度が下がるからね。
「あれ?」
そんな話をしていたらレイラさんが1人でやってきた。
「どうしたのレイラさん?」
何かあったのかな?と思いそう聞く苦笑する。
「さっき聞き忘れたんだけど貴女達のパーティーはどんなパーティー名かしら?ローザに言われて聞き忘れてたのを思い出したの」
「へ?私達だけでパーティーをしないよ?食事とか用意するのメンドクサイし」
「は?」
「え?」
何でいきなりパーティーを開くって話になってるの?と思い答えたらレイラさんが不思議そうな顔で『は?』と言ってきて思わぬ返事で『え?』と言ってレイラさんと見つめ合ってしまった。
「はぁぁぁぁ・・・・勘違いしてますよお嬢」
首を傾げながらレイラさんと見つめ合っていたら深い溜息をつくライオがそう言って来た。
「ん?どういう事?」
ライオに視線を向けてそう聞くとライオが真剣な顔で話を続ける。
「レイラさんが言っている『パーティー』ってのは探索者達が数人集まってチームを組んでチームを組んだ仲間で仕事をする・・・それがレイラさんのいうパーティーでそのパーティーにはパーティー名がある」
私が思い浮かべてたのは美味しい料理の並ぶ場所で大人数が集まりくだらない話で盛り上げる貴族がやるパーティーだった!全然違いました!!
「へー」
へぇ・・探索者達ってチームを組んで・・・・あ!レイラさん達がまさにそうじゃん!!
「で?お嬢・・・俺達のパーティー名はどうします?」
そんな事をいきなり言われても・。・・・あ!!
「仲良し3人組」
私がそう言うと何故かレイラさんが『ぶふぅ!!』と噴き出した。
・・・・変な事言ってないよね?私はライオとルナと仲良しだよ?と思って噴き出して笑っているレイラさんを見ているとライオとルナが深い溜息をつきその後にライオが口を開く。
「お嬢のネーミングセンスは独特なのは判っているがそれは却下で」
どうやらだめらしい!!でもいいと思うんだけどなぁ・・・・としょんぼりするとルナが苦笑する。
「エミリア様・・・・【自由の翼】はどうでしょうか?私達にピッタリだと思うのですが」
【自由の翼】?とても素敵だね!!
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