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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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お腹が減ったよ

私は旅をしている間は動きやすい服装をしている。

長袖の上着とズボンをはきその上に革のローブを着ているんだけどズボンに私の血が滲んでいたのだ。

その血が付いている場所はダンジョンでポイズンスネークに噛まれた場所・・そこから軽く出血していてズボンを赤く染めていてそれを見たアリスが驚き固まったって事みたいだ。


「大丈夫だよ、心配かけてごめんね」


アリスの頭を撫でながらそう言うとアリスが悲しい顔のまま首を左右に振る。


「お姉ちゃんが無事ならいいの」


・・・・ああ!なんて優しい子なんだ!!やっぱり優しい妹って素晴らしい!!どこぞの性格の悪い兄は見習って欲しいものだわ!!


「お嬢・・・話の前に風呂に入った方が良い」


確かにダンジョンで雨に打たれてたり魔物と戦って汚れてるしその方が良いね。


「わかった、まずはお風呂と着替えだ」


私達は其々お風呂と着替えをした。





「・・・あれ?」


「起きられましたかエミリア様」


目を開けば真っ暗な空間で驚いてそう呟くと暗闇の中から物音がして聞き覚えのある声・・・ルナの声が近くから声を掛けられた。


「どういう状況?」


暗闇の中なので小声でそう口にするとルナが小声で話を続ける。


「エミリア様がお風呂から上がられて私がお風呂に入っている間にお眠りになられたのです、そして今起きた・・という感じです」


・・・あ!思い出した!!確かにルナがお風呂に入ってる時にベッドに座って・・・それからの記憶がない!!


「初めてのダンジョンで思ったよりも疲れたのかな?」


小声でそう呟くとルナが苦笑する。


「ライオがそう言ってました・・・お嬢様・・疲れを完全に癒す為にこのままお眠りください」


「うんわかった」


私はルナに言われて再び瞼を閉じ深い眠りに入った。




「ふわぁぁぁぁぁ・・・・・お腹が減った」


夜一度起きた後にもう一度寝て・・お腹がすいた事で目が覚めた。


からだを起こして背伸びをしてそう呟くとベッドの脇に座っていたルナが微笑みながら口を開く。


「おはようございますエミリア様」


「おはようルナ・・・お腹が減ったから皆で朝ごはんを食べに行こう」


私がそう言うと何故かルナが苦笑する。


「ん?どうしたのルナ?」


私変な事を言ってないよね?と思い首を傾げる。


「エミリア様・・・・今はお昼ですよ?ぐっすりお眠りになられましたね」


「は?」


え?お昼?滅茶苦茶爆睡してたよ!!って言うかルナの言葉でしっかり目が覚めた!!


「そりゃお腹が減る訳だ」


昨日の昼ご飯、晩御飯、朝ごはんと3食抜けばそりゃお腹が減る訳だ!!と思いながらベッドから降りるとアリスが心配そうな顔で私を見ていた。


「おはようアリス、ご飯食べに行こうか」


私がそう言うとアリスがホッとした顔になる。


「心配かけてごめんね?私は大丈夫っだよ」


昨日の帰って来た時にアリスに心配をかけたのに爆睡のせいでまた心配をかけちゃった、頼りにならないお姉ちゃんでごめんなさい!!と反省しているとノック音が聞こえた後にルナが扉に向かいライオと共に戻って来た。


「起きたかお嬢」


「うんついさっきね、心配かけてごめんね」


「初めてのダンジョンでいつもより気を使ったんだろう、だから気にしなくていい」


その言葉に私は苦笑する。


「でも皆に心配かけ立ったことには変わりないからね」


さて皆がそろったからご飯を食べに行こう!お腹が減ったよ!!!



「      」

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