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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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理由がわかった

私の『報告に来た』と言う言葉に男性ギルド員さんが目を細める。


「報告とは?何かありましたか?」


その言葉に私は頷く。


「今日初めて【大いなる平原】に潜って来たんだけど5階層のボスが事前に調べた情報と違かったんだよ」


私がそう言うとギルド員さんがそのまま黙ってるので話を続ける。


「私達が聞いた情報じゃ5階の階層のボスはフォレストウルフ一匹とスピードドッグの群れだったんだよ」


私がそう言うとギルド員さんが頷く。


「その情報に間違えはありません」


どうやらギルドが知ってる情報も調べた情報と同じみたいだね。


「でも今日実際に5階層のボスと戦ってみたら違ったんだよ・・・5階層のボスとして出て来たのがフォレストウルフ10匹だったんだ」


男性ギルド員さんが私の話を聞いて立ち上がる。


「それは本当ですか?」


ギルド員さんの問いにライオが真剣な顔で頷く。


「本当です、我々には問題なかったが初心者だったら危ないと思う」


ライオの言葉にギルド員さんが頷く。


「その通りです、これは一度調査をした方が良いかも知れませんね・・・報告感謝します」


そう言いながら頭を下げて来るギルド員さんを私は見て首を左右に振る。


「気になったから知らせに来ただけだよ、後はお願いいしていい?」


「もちろんです、ここからはギルドの仕事です」


報告終わり!!さて早くアリスのいる宿に行かないと!!


「ほいじゃ!!」


私達はギルドでの用事を済ませてアリスの待つ宿へと向かい歩き出した。



私達はギルドに寄った以外は寄り道はせずに宿へと戻りアリスが待っている部屋へと無事に着く事が出来て鍵がかかってるからドアをノックする。


「だれ?」  


中からアリスの緊張したような声が聞こえた。


「私だよアリス!ただいまー!!」


私がそう言うを『バン!!』と勢いよく扉が開き中からアリスが飛び出してきて私に抱きついて来た。


「ただいまアリス、私今汚れてるから抱きつかない方が良いよ」


【大いなる平原】で雨に打たれたり戦ったりとかなり汚れてるんだよね、アリスの着ている服が汚れちゃう!!とも思ってそう言ったら逆にアリスは私のお腹に頭をぐりぐり押し付けて来た。


「もう!!本当に可愛いんだから!!」


可愛すぎて思わず抱きしめると嬉しそうにアリスも腰に抱きつく。


「お2人供そう言う事は部屋に入ってからしてください、廊下でやられると他のお客様に迷惑です」


私達を見ていたルナが苦笑しながらそう口にし私はそれを聞きアリスを抱きながら部屋へと入る。


部屋に入って私はアリスを解放しアリスの頭を撫でる。


「待たせちゃてごめんね?」


アリスは私の言葉に首を左右に振り・・私を見て・・・固まる。


「ん?どうしたのアリス?」


私を見て・・・違う・・私の足を見て固まってる?何で?と思い自分の足を見てみても理由がわからんなかったんだっけどいきなりアリスが泣きそうな顔になるのを見て今度は私が固まる。


「エミリアお姉ちゃん・・・足・・痛い?」


固まっているとアリスが泣きそうな顔でそう言って来たので私は再び自分の足を見てみてその理由がわかった。




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