↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
40/139

元気で


「問題なさそうだから私達はガドを出て行くよ」


薬を調合してから3日が経ち『腐毒摂取症』を発症した人達はほぼ完治したと言ってもいいくらいに回復していた。


なので私達は当初の予定通り明日アンセルフィディアに向かう為に旅を再開する事にした。

それを聞いたフォーザさんが頷きそれから少し躊躇うようにしてから真剣な顔になり口を開く。


「それでなんだけど・・・そんなに多くは払えないけどいくら払えばいいかしら?」


「へ?え?払うって何を?」


いきなりそんな事を言われて戸惑っているとフォーザさんが少し驚いてから話を続ける。


「『腐毒摂取症』の治療してもらったんだからお金を支払わなきゃいけないでしょ?」


ん?ああ!!そういう事ね!!


「別にお金はいらないよ?って言うか私にお金を払うんだったらポージョンを買った方が良いよ?今回村にあるポージョン全部使っちゃったし」


そう言うとフォーザさんが驚いて首をブンブンと左右に振る。


「そんな訳にはいかないでしょ?」


え?


「だって私は医者の資格も無いしやった事は薬を調合しただけだよ?お金をもらえる事じゃない」


それに此処に来た理由は『私の知識は使えるか?』って理由だったんだよね?だから今回の件で私の医学と薬学の知識は武器になると判っただけでも報酬としては十分なんだよね!だからお金をもらおうとは思わない。


「って事でお金はいらないからね?だからさっき言ったように村の為のポージョンを買って?また今回みたいな事があるかもしれないよ?この事は村の人達にも伝えて欲しいな?」


そういうとフォーザさんが納得できないような顔で頷く。


「わかったわ・・・でも」


「でもじゃないよ・・それにここまで言った後でお金をもらったら私はどんな顔をしたらいいの?」


めっちゃ恥ずかしいじゃん!!お金はいりませんキリッ!!っとか言った後にお金貰うとか元家族の父や母や兄みたいで嫌だ!!

父と母と兄の顔を思い出し負のオーラを出していると何かを感じ取ったフォーザさんがドン引きしながら頷く。


「この話はこれまで!って事で私達は明日ガドを出るね」


その後私達がガドを離れるという話は村人全員に伝わり代わる代わる私達に会いにきてお礼を言ってきたり旅の時に食べと欲しいと肉を包んで渡してくれたり・・・と村人たちと過ごした。




「それじゃあね体を大事にね?少しの間倦怠感は抜けないと思うしね」


ガドの入口で村人全員が集まり私達の見送りに来てくれたので私が全員を見渡した後にそう言うと全員が真剣な顔になり一斉に頭を下げる。。


「ちょっ?いきなりどうしたの?」


慌ててそう言うとフォーザさんが頭を上げて真剣な顔で口を開く。


「今回貴女方がしてくれたことを私達は一生忘れません。本当にありがとうございました」


真剣な態度に私は微笑む。


「お礼は受け取ります。本当に体は大切にね?貴方方のお仕事は体資本ですから」


その言葉に全員が頷く。


「んじゃ!!元気で!!」


私達は村の人達に見送られてアンセルフィディアへ向う為の旅を再開した。




そしてそれから一週間・・・私達は魔物や盗賊に襲われる事も無くオリオに無事に着く事が出来た。


【読者の皆様へお願い】


作品を読んで『面白かった』や『更新がんばってるな』と思われた方は下にある【☆☆☆☆☆】からポイントを入れて応援して頂けると嬉しいです。


とても励みになりますので、よろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。