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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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今度はアリスまで

ルナとお姉さんと高齢のお姉さまが麻袋を抱えて戻って来たのを見て私微笑む。


「お帰りルナ、ラウル草は採れた?」


「もちろんです、これを」


差し出された麻袋にはかなりの量のラウル草が入っていた。


「ありがとうね3人供・・・さて始めましょうか」


必要な物は全部そろったので私は私を見ている全員を見わたした後に口を開く。


「まず最初にやることはラウル草の水洗いです!!」


「「「「「「「は?」」」」」」


ここに居る全員が・・・違うね!アリスを除いた全員が『は?』と口にした。


「何でルナまで驚くの?」


私がそう言うとルナが視線を逸らすのを見て私は溜息をついた後に話を続ける。


「このラウル草は採りたてなんだよ?汚れているんだから綺麗にしないと薬として使える訳ないでしょ?」


私がそう言うと全員が『はっ!』とした顔になり頷く。


「って事でラウル草を洗います、ルナとアリスは手伝って」


私がそう言うとルナとアリスが頷く。


「俺は何をすればいい?手伝わせてくれ」


ポーションを持って来てくれた男性が真剣な顔でそう言って来たので私は少し考えてから微笑む。


「なら少し待っててもらえますか?調合した薬を村人達に配る時に手伝ってほしい、重いから」


そう言うと男性が真剣な顔で頷く。


それを見て私はラウル草を洗う為にさきにラウル草を洗っているルナとアリスがいるキッチンへと向かう。

ラウル草を洗っていると玄関ドアからノックが聞こえそれから誰かが入って来る音が聞こえ振り返るとライオとライオと一緒に川上に向かった男性が丁度部屋に入って来た所だった。


「戻ったぞお嬢」


そう言って来るライオと一に私は微笑む。


「お帰りライオ怪我も無いようで良かった・・・で?見つかった?」


そう聞くとライオが真剣な顔で頷く。


「ああ見つけた、ポイズンスネークの大物が水の中でくたばってた」


良かった、これで腐毒摂取症なのは確定した!!!


「それでそのポイズンスネークは?処分してきた?」


「ああ、引き上げ後に埋めて来た」


なら良し!!と思っているとラウル草を取って来てくれた高齢のお姉さまが心配顔で口を開く。


「お嬢さん・・もうあの川は使っちゃ駄目かい?」


その言葉に私は首を左右に振る。


「一週間は使わない方が良いとは思うけどその後は大丈夫だと思いますよ?今回の毒は一週間もすればきれいに流されるだろうし」


そう言っても心配顔のままのお姉さまに私は話を続ける。


「それでも心配なら一度煮沸してから飲めば大丈夫です」


その言葉に全員が首を傾げたので私は更に話を続ける。


「煮沸ってのは水を煮込んで水の中にある悪さをする原因を全部殺す事を言うんだよ、煮沸をした水は安心して飲める」


まあ森に入って狩りの間に飲むんだったら村の井戸水を何か容器に入れて持って行った方が良いとは思うけど。

そう思いながらラウル草を洗い終えて次の工程へと移る。


「ポーションを使わせてもらいます」


そう言いながら箱を開けて中に入っているポーションを取り出す。

見た目は3細長いの瓶に入っている青い液体で入っている容量は250mlと決まっている。


それを私は用意してある鍋に入れる、勿論30本全部ね!!


「良し・・後はラウル草とカーサス草と全部放り込んで・・・30分弱火で煮込むだけ」


「「「「「「「は?」」」」」」」


またもここに居る全員が同じ言葉を口にした・・・・って今度はアリスまで?


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