私の妹はとても優しい子だ
ガドに向かってる時にふと思った事があり私は馬車を操縦しているライオに声を掛けるべく口を開く。
「ガドに近づいたら一度馬車を止めて、それでライオとルナとアリスは待機ね」
私の我儘でガドに向かうのだからもしかしたらか感染するような病気かも知れないから皆には感染せないように少し離れた場所で待っててもらい私が村を見てどの様な病気なのかを確認してくる。
そう思ってそう言ったらルナが私を驚いた顔で見た後に何かを言おうした所で馬車が止まり扉が開きライオが私を睨むようにして話し始めた。
「どういう事だお嬢?」
私は3人の視線を受けながらさっき考えた事を口にする。
「なら私も行きます!!残るのはアリスだけでいいはずです!!」
ルナがそう言えばリオも真剣な顔で頷く。
「俺達はお嬢と共に行く、アリスは馬車の中で待機だ・・・これはお嬢の頼みでも変える気は無い」
私の心配をしてくれてるのは分かるけど、何の病気か分からない以上仲間が感染するリスクは下げておきたいんだよね・・・だったらガドにいかなきゃいいじゃん!!って思うだろうが私がガドに行く事にした理由はこれからの事を考えて行った方が良いと考えたんだよね。
その理由は私はこれまで学んだ医学と薬学は本当に役に立のか?という事だ。
私が学んできた事は当然だが実際に使った事が無い・・・だからこの知識はこれからの私達にとって役に立かどうかが分からない・・・なら今回役に立かどうかを試す為に丁度いいと思ったのだ。
「もしかしたら感染するかもしれないんだよ?危険かもしれないんだよ」
そう言うとルナが真剣な顔で・・・と言うか珍しく私を睨むようにして見ながら口を開く。
「それはお嬢様も同様でしょう?私達はついて行きますから」
・・・どうやら2人供ついてくるつもりだね・・全く。
「わかったよ・・・なら3人で・・・」
「私も行く!!」
最後まで言い切る前にアリスがそう言ってきて私とルナとライオが驚きアリスを見ると悲しそうな目で私達を見るアリスが話を続ける。
「私も一緒に行ってお手伝いする!!私も私がお姉ちゃん達に助けられえたようにガドの人達を助けたい!!」
・・・・何て健気な子なの!!私の妹はとても優しい子だ!!
「わかったよ!!一緒に行こう!!」
ん?何でライオは溜息をついてるの?ってルナまで?どうしたの?
「はぁぁぁぁ・・・まあいいでしょう・・・それじゃあガドに向かいましょう」
そう言って御者席に戻って行くのを見た後に私達も馬車に乗り込み馬車は走り出した。
私達は旅を続け5日目に予定通りガドの近くまで来ていた。
「お嬢」
景色を見ながらボケーっとしていたら御者席に繋がる小窓からライオの声がしたので小窓を見ると前を向いたままのライオが話を続ける。
「村が見えて来た、。用意しておいてくれ」
どうやらガドにつくらしい。
「ルナ、アリス、動き回らないで私と行動する事」
私がそう言うと2人は真剣な顔で頷く。
そしてそれから10分もせずに馬車が止まり御者席に繋がる小窓からライオの声がする。
「村の前に馬車を止めた、出て来ても大丈夫だ」
その言葉に私達は馬車のドアを開けて外へと出た。
「此処がガド」
目の前の村・・・ガドは丸太を組み上げて作り上げた家が並んでいる感じでいつもだったら村人が歩いている時間なんだろうけど村の中を歩いている人は5人しかいなかった。
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