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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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貰える物は貰っておかないとね


私の聞き方が悪くさてどうしよう?と思っていたらライオが『交代だお嬢』と言った後に最初に目を覚ましてた男をぶん殴り未だに目を覚ましていない盗賊の一人の襟首をつかみ持ち上げぶん殴る。


「げへっ!なんだ?」


殴られた事で目を覚ました盗賊が転がったまま周囲を確認し自分の今の状態を理解し顔を真っ青にする。


「お前に一つ聞く・・・お前等の拠点は何処だ?」


自分を殴ったであろう男が自分を見下ろしながらそう言って来たことで状況を理解し顔を真っ青にする盗賊。


「言うからもうやめてくれ!!場所は・・」


その盗賊が言い終わると気絶している盗賊の一人を起こして同じように質問し生き残った盗賊全員の『ライオの聞き取り』が終りライオが私に視線を向けてくる。


「これでいいかお嬢?」


その言葉に私は頷き口を開く。


「今からこの人達の拠点へ行こう」


貰える物は貰っておかないとね!そう思いながらそう言うとライオが頷き転がってる盗賊に視線をむける。


「お前ら起きろ・・今からお前等の拠点に行く事になった・・・もし断れば・・・分かるな?」


盗賊達は手足を縛られて思うように動けない筈なのに必死に動き・・・そして立ち上がる。


「よし・・・動くなよお前等」


立ち上がった盗賊達に接近し足のロープだけ切って歩けるようにするライオを見て私はルナに視線をむける。


「盗賊の死体はどうすればいいのかしら?」


このまま放置でいいのかな?と思いそう聞くとルナはライオに視線を向ける。


「そのままでいいと思う、こう言ってはなんだがこいつ等がどれだけ人を襲って来たかは知らないけどこういう奴等の最後は魔物の腹の中がお似合いだ」


ライオやルナはこういう奴等が大嫌いだからね、

ライオとルナもフトマルと言う馬鹿に人生を狂わされて苦しんだから他人事じゃなんだろうね。

もちろん私も大嫌いだ!!


「わかった、んじゃいこうか」


「待ってくれ!!もしかしてこれで行くのか?」


馬車に乗り込もうとしたら盗賊の一人が私にそう言ってきてので視線を向けると盗賊の男達の腰からロープが伸び・・そしてその先が馬車の後ろの部分に括り付けてあった。


「あー・・・うん!頑張って!」


「「「「「嫌だぁ!!!」」」」」


元気な盗賊達の声を聞き私達は盗賊達の拠点へと向かい馬車を走らせた。



「此処がそうなの?」


地べたに転がる盗賊達を見ながらそう聞くと盗賊達は声を上げる事は無く何度も頷く。


目の前には大きな木の裏に隠れるように出来た横穴・・・これは正面から見れば絶対に見つける事はできないだろう。


「お嬢・・・俺とルナで先に入る」


ライオがそう言って来たので私は首を左右に振る。


「皆で入った方が良くない?」


そう言うとライオが首を左右に振る。


「こいつ等の見張りは必要だ」


「わかった、気をつけてね」


ライオがそう言ってくるって事はそれが最善なんだろうと納得し頷くとライオとルナは剣とナイフを鞘から抜きそのまま横穴へと入って行った。

私がブンブンちゃんを握りしめながら周囲の警戒と盗賊達が変な動きをしないか監視していた。


「お嬢」


横穴に入ってから20分・・・ライオが戻って来た。


「お帰りどうだった・・・って大丈夫?」


ライオのズボンに入った時にはついていなかった血が付いていた。



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