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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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盗賊退治の始まりだ

クズラードが言った言葉にアイナは睨むようにクズラードを見ながら口を開いた。


「犯罪者に呼ばれたって普通はこないわよ?貴方達を討伐させてもらうわ」


剣を一振りしついている血を振り飛ばしながらアイナがクズラードを睨みながらそう言うとクズラードが苦笑する。


「わざわざSランカーまでよこすとかギルドも本気な訳か・・・まあ殺される気は無いがな」


そう言った後すぐに剣を引き抜き踏み込んでアイナに切りかかりアイナはそれをバックステップで躱し・・すかさず武器込み切り掛かる。

・・・・が!それもクズラードは横に移動し躱す。


「最初の一撃で殺すつもりだったんだけどな」


クズラードが苦笑しながらそう言うと剣を構えたままアイナが口を開いた。


「そんな事でやられたらSランカーなんて名乗れないわよ?」


そう言いながらアイナは動きを止めずクズラードとと切り合っている。


「戻った・・・ってこっちではもう始まってたか」


後ろからそういう声が聞こえたので振り返ると洞穴に入っていた斥候達が戻って来て戦ってるアイナ達を見て驚いてる。


「中に何人いた?」


驚き固まる高齢探索者にそう声を掛けると高齢探索者が現実に戻って来て真剣な顔になる。


「10人だ」


それを聞き私は目の前で戦ってる盗賊の数を数え一度頷く。


「確か賊の数は30前後だったって言ってたよね?ならほぼ数は合ってるね」


見張りに4人、中に10人・・・そして今目の前戦ってるのが15人・・これで全てだ・・・・といいなぁ。


「私達【自由の翼】は中の賊を倒そう。ねえ中って広かった?」


高齢探索者にそう聞くと真剣な顔で頷く。


「人が2人並んで歩ける位の広さが奥まで続いて奴等の根城にしてる場所がかなり広かった、50人は入れる空洞になってた」


「なら行こう」


ここにいて中から出てきたら挟撃状態になるからね、それは避けたい。


私がそう言うと【自由の翼】のメンバー全員が真剣な顔で頷く。


「って事で私達は中へ入るからアイナ達の事をお願いしますね」


高齢探索者にそう言うと真剣な顔で頷く。


「わかった、油断はするなよ?それとケニー、一度調べたからと言って油断するなよ?こっちに気が付いて罠や待ち伏せなんかがある可能性があるからな」


「わかりましたラリーさん」


あ!このおっさ・・・高齢探索者ってラリーさんって言うんだ?初めて知りました!!


わたしたちはいもう一度自分の装備を確認した後にラリーさんに見送られて洞穴の中へと入った。


洞穴の中はごつごつした石がそこかしこにあり歩きずらかったけど事前情報通り2人並んで歩ける位の広さで奥まで続いている。

私達はケニーを先頭にしてケニーが罠や待ち伏せが無いかを確認しながら足音を立てないように進み・・そしていきなり広い場所へと出る事となった。

そしてその広い空間の中央にかなり大きなテントが20位建てられている。


「あの中に?」


小声でケニーにそう聞くとケニーが真剣な顔で頷く。


「どことどこ?」


場所がわからきゃ倒せないからね。


ケニーが声に出さずに3つのテントを指差したので私は少し考え自分とケニーを指差し一つのテントを指差す。

そして次にライオとルナとミュラーを指差して別のテントを指差す。

最後にアイアとケーシーを指差し残ったテントを指差す。


それで私が言いたい事がわかったのか全員が頷く。


さあ盗賊退治の始まりだ。


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