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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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あの男がクズラード

盗賊団殲滅作戦が始まった。

ライオとアイアが右側からアイラとレイラさんが左側から草むらに隠れるように身をかがめながら洞穴の入口を守るように立ってる盗賊達に接近していく。

自分達がが襲われるなんて思ってもいない賊達はげんなりとした顔で話をしていた。


「はぁぁぁぁ・・・・何で俺が見張りなんか・・・」


「仕方ねぇだろ?俺達が一番格下なんだから」


「お前それ言うなって・・・虚しくなるだろ?」


「美味しい話だから参加したのにこれじゃあなぁ・・・・・」


・・・・盗賊も大変なんだね!!自分で選んだんだから同情はしないけど!!と思いながらアイラ達を見ているとアイラが攻撃圏内に入った途端踏み込み見張りの一人の首を刎ねる驚き固まる賊にレイラさんも踏み込み心臓に剣を突き立てる。


アイナが倒し終わった時にはライオとアイアもすでに残りの見張りも倒していた。


「はっや」


騒がれる事も無く見張りを倒し終わりアイナは洞穴から賊が出てこない事を確認した後に少し離れて隠れている私達に向かい手を振るので私達はそれを見て静かに接近していく。


「申し訳ないのですが中の確認を頼んでいいですか?」


斥候をしてくれてた高齢探索者にアイナが申し訳なさそうにそう言うと高齢探索者が苦笑する。


「それが仕事だから構わんさ、それとさっきと同じように3人でいかせてくれ」


「はい」


ケニーも真剣な顔で頷き高齢探索者ともう一人の男性探索者と一緒に中へと入って行った。


「私達は周囲の警戒をしていましょう」


剣を握りしめたままアイナが真剣な顔でそう言って来たので私達は頷き周囲の警戒を始める。


それから10分何も起きる事も無く斥候が戻って来るまで警戒していたけどいきなり矢が飛んできてそれをライオが剣で叩き落す。


「敵だ」


呟くようにライオが言うと全員が完全戦闘態勢になる。


「ケーシー、今の矢何処から来た?」


矢の事ならケーシーに聞いた方が早いと判断し周囲を見ながらそう聞くとケーシーは答えずに構えてすぐに矢を放つ。


「多分当てたと思うわ、でも他にも弓使いはいるかもしれないから気をつけて」


ケーシーがそう口にして直ぐに15人ほど相続が走って来るのが見えた。


「あら?」


アイナが走って来る盗賊達を見て驚いた顔をしてそう呟く。


「どうしたのアイナ?」


アイナが戦闘中に珍しい態度を取ったので前を見ながらアイナに尋ねるとアイナも剣を構えながら前を見て口を開いた。


「今回の盗賊団の頭・・・クズラードがいるわ」


「は?」


クズラードって確かかなり強いって言ってたひとだよね?酒が入ると性格が変わるとかいう変人な?


「って事はあそこにいる人達全員Aランカー?」


「さあ?私が知らない人も何人か混じってるから分からないわ」


あれ?って事は洞穴の中は誰も居ないのかな?でも見張りがいたよ?あ!でも今は目の前の賊達に専念しなきゃ!!


「先に行く!!!」


アイナは剣を構えそう言った後に思いっきり踏み込み距離を潰して一番近くにいる敵に剣を振り下ろし賊を一撃で切り伏せる。


「お前達を呼んだ覚えはないんだが?」


賊にの中の一人の男・・・金髪碧眼の男がアイナを睨みながらそう口にしたのを見てあの男がクズラードだと思った。



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