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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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これなら大丈夫そうだね

戦闘が終った所でアイラが戦いを見ていた私達に視線を向ける。


「この盗賊達を埋めるから手伝って!このまま放置でもいいけど騒ぎになる可能性もあるし、厄介な魔物が血の匂いでくる可能性もあるから」


確かにこのまま放置しておいても魔物達の餌になるからいいとは思うけど厄介な魔物が来たら旅人たちが危険に晒されるから埋めておいた方が良いよね。

そう思い私達は未知から少し離れた場所に穴を掘りそこに賊の死体を放り込んだ後に埋める。


「しっかしこいつ等運が悪いというか間抜けと言うか」


埋め終わり馬車に戻って行く最中にそう呟くとアイラが苦笑する。


「本当にそうよね・・でも多分間抜け・・・なんでしょうね。襲う相手がどれくらいの規模か確認せずに襲って来たんだから」


まあそうだよね、私だったら襲う相手をよく見てからにするからね。


「では出発しましょう!!」


周囲を確認した後にアイラがそう言うと全員が頷き其々の馬車に乗り込み私達は旅を再開した。




「予定通りここからは歩きます」


5日目の朝野営を終えてアイラが全員を集め今日の予定をそう口にする。

もう目的の山は歩いて3時間の距離なので向こうに気が付かれないように徒歩で近くことになっていた。


「まずは3人先行して確認してもらいますのでよろしくお願いします」


斥候が得意な人達が先に様子を見に行く事で罠や待ち伏せなどないかの確認をしてきてもらうのだ、因みにケニーも選ばれている。


「頑張ってねケニー」


気合を入れた顔で立っているケニーにそう声を掛けるとケニーが真剣な顔で頷く。


「はい!期待に応えまる!」


緊張してるねケニー!『応えまる』ってるよ!そこは『応えます』だよ?と思いながら私はケニーの頭を撫でる。


「緊張しすぎだよ?緊張するなとは言わないけど緊張しすぎるとミスするからね」


そう言いながら頭を撫で続けるとケニーが驚いた顔をした後に微笑み頷く。


「はい・・・頑張ります」


これなら大丈夫そうだね!!


「無理はしないようにね」


「はい」


ケニーはそう返事した後に他に選ばれた人達と合流し話し合ってからやめの方向へと歩いて行った。



「私達は30分後に出発します」


アイラの言葉に私達は頷き其々の装備の最後の見直しをして時間になったら山に向かって歩き出す。


「周囲の警戒は怠わらないように」


アイナは剣引き抜きながらそう口にし歩いだし私もブンブンちゃんを握りしめてあ歩き出す。

そして歩く事20分・・・・私達の視界に先行した斥候達が私達を確認し手を振っていた。


「洞穴の前まで見て来た、罠や待ち伏せは無い」


斥候に選ばれた中で一番年齢が上そうな男性がアイラに向かいそう口にするとアイラが頷く。

そしてアイラが頷いたのを見てその男性が話を続ける。


「それで洞穴の前に見張りが4人、残念だが中は調べる事が出来なかった」


まあ見張りがいたら中を調べる事が出来ないのは仕方ないよね。


その話を聞いたアイラが人権な顔で頷き微笑んだ後に頭を下げる。


「そこまで調べて来て貰って感謝します、あと無理せず私達と合流したのもとてもいい判断だと思います」


その言葉を聞き高齢の男性がホットした顔になる。


「では今の情報を元に作戦を考えましょう」


アイラの言葉に全員が真剣な顔になり頷く。


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