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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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久しぶりにアイラの顔を見た


「それで出発はいつですか?」


引き受けてくれたカシムさんが微笑みながらそう聞てきたので決まっている日程を伝えるとカシムさんが微笑みながらアリスのに視線を向ける。


「なら部屋を用意しておくので明日から来ると良い」


カシムさんの言葉に頷き・・・それから少し申し訳なさそうな顔になり口を開く。


「あの・・・・ラムリアも一緒じゃ駄目ですか?」


ああ!それに関しては失念してた!!と思って口を開こうとしたらカシムさんが微笑む。


「もちろんいいに決まってます、ラムリアは貴女の家族なのですからね」


・・・そうかアリスが道場に通い始めて2年がたつ・・・・カシムさんはしっかりとアリスを見てくれてたんだね。


「ありがとうございます先生!!離れずに済むよラムリア!!」


アリスは足元で大人しくお座りしているラムリアを抱きあげて嬉しそうにそう言ってラムリアは尻尾をブンブン振りながらアリスの頬を舐める。

私はその姿を見た後にカシムさんに視線を向けもう一度頭を下げる。


「こんな時間に来てしまい申し訳ありませんでしたそれではアリスの事をお願いします」


もう一度お詫びをして私達は家に戻った。




「本当にお見送りはいいの?」


次の日アリスが残念そうな顔でそう言って来た。


今日からカシムさんの道場に泊まり込むため用意をしてから『明日お見送りにいくね!』と言って来たけど断ったからだ。


「うん明日の出発があさの5時なんだよ、だから来なくても大丈夫だよ」


すこしでも寝て疲れを癒しそのまま頑張って修行をして欲しいからね。


「あとお土産は無理なんだごめんね」


盗賊の殲滅が目的なのでお土産は無理なのだ!!まあ仕事の内容はアリスには言えないのでそうとしか言えないんんだけど。


「お姉ちゃん達が無事に帰って来てくれるんならお土産なんかいらない!!」


怒ったようにそう言って来るアリスを思わず抱きしめる。


「うちの子は何ていい子なんだろう!」


ああ本当に可愛い!!うちの子は絶対にお嫁に行かせないよ!!


「お嬢・・・そろそろ時間だ」


私達のやり取りを見ていたライオの言葉に私は抱きしめていたアリスを解放しほほ笑む。


「それじゃあそろそろ家を出ようか」


私達はアリスをカシムさんの所までアリスを送った後に明日からの仕事の為の買い出しをしに行く事になっている。


「うん!」


私達は家を出てアリスを道場まで送り届けその後に買い物をして明日に向けて家でのんびりと過ごした。






「皆さんおはようございます」


次の日の朝・・・私達はアンセルフィディアの入場門の前に集まりサブマスターであるフリッツさんがそう声を掛けて来た。


「本件はかなり危険な依頼です、ギルドとしては受けていただいた事に感謝し、その感謝の気持ちを依頼料と言う形でしっかりと報いさせていただきたいと思っていますのでよろしくお願いします、今回の件のまとめ役としておとといの集まりには参加されてはいなかったのですがSランカーのアイラさんがまとめ役となっておりますのでよろしくお願いします」


・・・へ?アイラ?今回の依頼に参加するんだ?と思って驚いていたら後ろから足音が聞こえ私の隣をアイラがフリッツさんに向かい歩いて行きその隣に着いてから振り返り微笑み口を開く。


「会議の後にアンセルフィディアに帰って来て依頼を受けたので顔を合わせていませんでしたが私も参加させてもらいます、皆さんよろしくお願いします」


・・・久しぶりにアイラの顔を見た!!


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