安心してアリスを任せられる
「アッハッハッハ!!去年と同じだねぇ!!」
【エクシア】に入り看板娘であるおば様・・・・・お姉さまに謝ると爆笑しながら私の頭を撫でて来た。
「気にしなくていいよ、うちの店じゃ酔いつぶれる客なんざ珍しくも無いしね!!」
「まあそうなんだろうけど謝りたかったのよ、それと今日は謝りついでにご飯を食べに来たんだ席はあいてるよね?」
そう聞くとおば・・・お姉さまがニヤリとする。
「勿論さ、入りな」
私は昨日に続いて【エクシア】に入った。
「やっぱりここの料理は美味しいね」
「うん!!」
アリスにそう声を掛けると笑顔で即答する。
「で?お嬢・・明日はどうする?」
食事をしているとライオにそう聞かれたので少し考えてから口を開く。
「今回の依頼に必要な物・・・食料やお泊りセットなんかを買い揃えないといけないと思うんだよね」
その言葉にケーシーが頷く。
「それは確実にそろえた方が良いと思うわ、でないと万全の状態で戦う事が出来なくなるわ」
だよね!なら決まりだ。
「あ」
そんな事を話していたらある事に思い至った。
「私達仕事で約2週間アンセルフィディアにいないじゃん」
って事はアリスが一人で・・・あ・・・ラムリアがいるか?でもアリスとラムリアだけで過ごしてもらうのも心配だ!うちの妹は可愛いから!!さてどうする?
「ねえ・・・エミリアお姉ちゃん?」
考え込んでるとアリスが私を見上げるようにして声を掛けて来たのでアリスに視線を向けるとアリスが微笑む。
「お仕事でアンセルフィディアから離れるんでしょ?私は大丈夫だよ?」
私はそれを聞き苦笑する。
「でも心配だよ、アリスは私の大切な妹なんだから」
私がそう言うとアリスは少し考えてから話を続ける。
「なら先生に頼んで道場に泊めてもらうってのは?そうすれば私も修行にし集中出来るし・・・どうかな?」
確かにカシムさんに頼むのはいいかも!!
「なら食事が終ったら頼みに行こうか」
「うん!」
それから【エクシア】で少しはなした後にアリスの通う道場へと向かった。
「こんばんわー」
【エクシア】を出てすぐにアリスの通う道場にいき玄関の扉をノックしながらそう声を掛ける。
「反応がないね・・・・・寝ちゃったかな?」
アリスにそう話しけるとアリスも少し考えて首を傾げる。
「こんな早く寝てるとは聞いた事が無いよ?」
だよね?今8時頃だから起きてると思うんだけど。
と思っていたら玄関の扉が開き中からカシムさんが出て来た。
「あ・・いた・・・こんな時間にごめんなさい」
いつもの道着ではなくラフな格好で出て来たカシムさんにそう声を掛けるとカシムさんが苦笑する。
「気にしなくていいですよ。それで?何かありました?」
まあこの時間に来たんだから『何かあった』ともうのは当たり前だね!と思いながら首を左右に振る。
「事件があったとかじゃないです、お願いがあって来ました」
その言葉にカシムさんが首を傾げる。
「実は・・・」
私達が道場に来た理由を話し終え私はカシムさんい向かい頭を下げる。
「と言う訳で勝手ではありますがお願いしたいんです」
そう言ってから頭を下げたままカシムさんの反応を待っているとカシムさんが動く気配がした。
私の前まで歩いてきて肩を叩かれ顔を上げると微笑んでいるカシムさんが口を開く。
「かまいませんよ、アリスはうちの道場生です。なら困ったときは手を貸しますよ」
「ありがとうございます!!!」
カシムさんなら安心してアリスを任せられる!!
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