↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
141/146

閑話 権力者の傲慢と失墜

アンセルフィディアの医療協会の本部で今日医療の資格を取る為の試験が行われた。

試験の内容はペーパーテストと現役の医者の目の前でかなり精巧な作りをした人を模した人形相手に手術をするという2つの試験だ。

そしてその全てが終り本部で採点している部屋に一人の男が入って来た。


「今年はどうだ?優秀な者はいたか?」


部屋に入ってきてすぐにそう声を掛けて来たので一番近くにいた私・・・テー二ャが答えないといけにと思い口を開く。


「会長」


私の前にいる男は医療協会の会長で名をモリッソ・バーカーといい自身でも大きな治療院を運営している人物だった。


「いました、ペーパーテストは満点、それに模擬手術に関しても何の問題も無いと言われた人です」


その言葉にモリッソはニヤリと笑い話を続ける。


「ほう・・・なら俺の運営する治療院に入れてやろう、どこの誰だ?」


そう聞かれ私は優秀と言っていた受験者を調べる。


「エミリアと言う女性です、保証人はエスメラルダ・ラームさんですね」


その言葉にモリッソが顔を顰めながら舌打ちをする。


「あの女狐か・・まあいいそのエミリアとやらと話したい」


私はそれを聞いて少し考えて口を開いた。


「試験結果を待ってるはずですからまだいると思いますが」


「なら呼べ、俺直々に勧誘する」


「わかりました・・お待ちください」


そう言ってから私は部屋を出て行き5分もしないうちに金髪碧眼でショートカットの幼さを残した女性を発見し『少しお話があります』と声を掛けて女の子を引き連れて戻るとモリッソが驚く。


「この子共が今回の優秀者なのか?」


信じられずそう聞聞いてくるモリッソに迷わず頷く。


「その通りです会長、彼女が今回の最優秀者です」


その言葉にモリッソが頷く。


「そうか・・・なら君、私の運営する治療院に入りなさい」


モリッソがそう言うと女の子・・・エミリアさん少し驚いた顔をした後に首を左右に振る。


「お断りします、私は医師の資格を取った後に探索者として活動するつもりなので」


え?これだけ優秀な成績を残しアンセルフィディアで1・2を争うほど大きな治療院を持つモリッソ会長に声を掛けられたのに探索者になるからと断る?


「・・・・何?お前・・・探索者なのか?」


モリッソ会長の言葉にエミリアさんが頷く。


「Cランクの探索者だよ、今回は資格を取る為に師匠・・・エスメラルダさんの元で一年勉強して試験を受けに来たんだ。受かったら探索者として再活動するつもりです」


どうやら本気でモリッソ会長のお誘いを断るらしい。


「・・・・けしだ・・」


え?


「申し訳ございません、何と申されたか聞き取れませんでした」


モリッソ会長の言葉を聞き取れずにそう聞くとモリッソ会長がエミリアさんを睨むようにしたまま口を開く。


「この子娘の合格は取り消しだ!!」


は?


「え?何で?」


小娘と言われたエミリアさんもいきなりの事に驚いている。


「底辺の職業である探索者が医師の資格を持つなどあってはならん!医師とは選ばれた人間がなるものなのだ!!」


・・・・うわぁ・・・・この人確かに偉そうしてたけどまさか此処までだったとは。



【読者の皆様へお願い】


作品を読んで『面白かった』や『更新がんばってるな』と思われた方は下にある【☆☆☆☆☆】からポイントを入れて応援して頂けると嬉しいです。


とても励みになりますので、よろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。