心配かけてごめんね
「待って?ならその評価は間違ってる」
フリッツさんの言葉に私がそう言うとフリッツさんが目を細める。
「どう言う事でしょうか?」
その言葉に私は話を続ける。
「スタンピード防衛戦で治療をしていたのは確かだけど私1人じゃない、師匠であるエスメラルダさんとケリーさんがいたからできた事だよ。私1人だけだったら治療現場が崩壊していた・・・・だからその評価は間違っている」
私がそう言うとフリッツさんが微笑んだ後に眼鏡をくいっとあげる。
「ギルドの評判は間違っていませんよエミリアさん、ギルドが間違った評価を出すのであれば貴女はSランクを出していたでしょう」
「へ?」
フリッツさんの言葉に私が固まるとフリッツさんが話を続ける。
「だってそうでしょう?スタンピード防衛戦で限りなくでる重傷者や軽傷者を1人で捌く・・・・そんな人はSランク以外にはありえないでしょ?だから貴女はBランクなのですよ、安心してくいださいエスメラルダさんとケリーさんにはきちんと報酬と言う形でその働きに報いるとお約束します」
ならいいかな?私だけが評価されるのは納得いかなかっただけだし。
「わかったよ、あれ?他のメンバーで誰か上がった?」
ふと気が付き振り返りそう聞くと誰も首を左右に振る。
「私達はつい最近Cランクにあがったばかりでしたから」
ケニーがそう言うとミュラーが頷く。
「私が上がりました」
ケニーの言葉の後にルナが手を上げながらそう口にしたので私は微笑む。
「それは嬉しい事だね!!」
これで私とケニーとミュラーを除いた全員がAランカーになった事になる。
「これはお祝いしないとね!!」
なら【エクシア】に行こう!!あそこで美味しい料理を食べてお祝いを・・・あ!アリスも誘わないと!!
「では2日後に」
そんな事を考えていたらフリッツさんがそう言った後に部屋を出て行った。
私はフリッツさんを見送った後に振り返り後ろにいる全員に視線を向ける。
「これからどうする?私としてはアリスを誘って【エクシア】に行ってランクアップ祝いをしようと思ってるんだけど」
それに昨日また【エクシア】でぶっ倒れたから謝りたいってのもあるし!!と思っているとルナが微笑む。
「でしたら家に戻りましょう、そろそろ家にどってると思いますので」
部屋にある窓から外を見てみると夕方になっていたので私は頷く。
「そうしようか」
・・・あ!アリスにも心配かけたから謝らないと!!
「それじゃあ帰ろう」
私達は部屋を出てすぐにギルドも出て家へと戻った。
「あ!お帰りなさいエミリアお姉ちゃん!!」
家に戻り中に入るとアリスがラムリアとあそんでいて私を見て微笑みながら歩いてきて抱き着いて来た。
「もう大丈夫?」
抱きついて来た後に少し体を離してから私を見上げながらそう聞いて来たので私は頭を撫でる。
「寝てただけだから心配ないよ、心配かけてごめんね」
頭を撫でながらそう言うとアリスはおでこを私の胸にぐりぐり押し付けながら口を開いた。
「だいじょうならいいの・・・本当にビックリした」
「うん」
何も言わずに頭を撫でているとアリスが離れて微笑む。
「お腹減っちゃった!」
あ!そうだった!!
「今から【エクシア】に行こうって話になってるんだ、だから一緒に行こう」
「うん!!」
私達はアリスを引き連れて昨日に引き続き【エクシア】で食事をする為に【エクシア】に向かった。
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