厄介な話みたいだね
私が少し混乱しているとルナが苦笑する。
「エミリア様は【エクシア】でお酒を呑まれてお眠りになったのですよ」
「へ?私飲んでたのジュースだよね?」
私がそう聞くとルナが苦笑しながら首を左右に振る。
「最後に飲んだのはお酒です、隣にいるケーシーの吞んでいたお酒を間違えて呑まれたのです」
・・・・・ええ?なんかそれはそれで恥ずかしいんだけど!!と思っているとルナが更に苦笑する。
「いきなり倒れられたエミリア様を見てアリスが泣き始めて大変でしたよ」
・・・確かに去年お酒飲んで倒れた時アリスはいいなかったから初めて見たことになるかなビックリしただろうね。
「謝らないとね」
私がそう言うとルナが頷き口を開いた。
「その方が良いかと、ですがそれは夕方になりますが」
「ん?どう言う事?」
「今お昼です」
・・・・・は?私お昼まで寝てたの?と驚き固まっているとルナが話を続ける。
「恐らくお酒のせいかと・・・エミリア様はいつも決まった時間に目を覚ましますが去年もお酒を吞まれた日はお昼までお休みになられてましたし」
納得したように頷くとルナが真剣な顔になる。
「目を覚まして下さっていて助かりました、本題なのですがギルド員が今来てます」
は?何でギルド員が来てるの?私達スタンピードで何かやった?
「『大事な相談があるから【自由の翼】のメンバー全員でギルドに来て欲しい』との事です」
考え込む私を見てそう口にするルナに私はベッドから立ち上がる。
「着替えたらリビングに行くから待たせておいて」
「畏まりました」
ルナはそう言った後に出て行き私はそれを見送った後に着替える。
着替えてからリビングに行くとギルの制服を着た一人の女性と【自由の翼】のメンバー全員が集合していた。
「お待たせ」
私がそう言うとケーシーが苦笑する。
「まさかまたエミリアがテーブルにダイブするのを見るとは思わなかったわ」
うっ!!
「私もまた倒れるとは思わなかった、まあこれで私の体質的にお酒が駄目だという事がわかったって事で赦して、迷惑をかけてごめんね」
私がそう言うと【自由の翼】の全員が微笑みながら頷いた。
「・・・あの」
ほっこりとした空間の中いずらそうな顔でギルド員がそう声を上げたとこでギルド員がいたのをおもいだした。
「ごめん、それで?相談って何?」
私の問いに女性ギルド員が立ち上がり私に向かい頭を下げる。
「改めまして私はギルドで受け付けをしているマリッサ・ローと申します」
赤い髪を腰までのばしたスタイルのいい美人・・流石受付を任されるだけの事はあるね!!と思いながらも私も一礼し口を開いた。
「私はエミリア、【自由の翼】のリーダーをやっています」
その言葉にマリッサさんが頷く。
「はい、先程ライオさんにお聞きしました。つい先ほどまでギルドでは【自由の翼】のリーダーはライオさんだと認識していたのですが『、エミリアさんがリーダーでリーダーが話を聞くべきだ』と申されましたのでお待ちしていました」
別にライオ達が聞いてその後でもよかったのに。
「それで相談とは?」
取り敢えず話は聞かないといけないのでそう口にするとメリッサさんが私に向かい頭を下げる。
「スタンピード防衛戦に参加された後でお疲れでしょうが今からギルドに来ていただけませんか?そこで詳しいお話をさせていただきます」
・・・・此処で話せない話ってなんかとても厄介な話みたいだね。
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