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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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安心して任せられる

スタンピードが起きてからもう4日目・・・私は3人で交代で仮眠し起きては治療に専念していた。


「エミリア」


治療怪我人の治療をしていると師匠のに名を呼ばれ振り返ると師匠が微笑みながら口を開く。


「ギルドが『スタンピード終息宣言』を今日出すそうだ」


やっと・・・・・やっと終わる!!いやぁ・・・めっちゃ疲れた!!


「もう限界ですよ師匠」


苦笑しながらそう言うと師匠も苦笑する。


「私も限界さ、ギルドが『終息宣言』を出すまで頑張ろう」


師匠の言葉に頷くと師匠の後にいつの間にかサブマスターであるフリッツさんが立っていた。


「あれ?フリッツさんいたんだ?」


私がそう言うとフリッツさんが苦笑する。


「こちらはエスメラルダさんに任せて殆ど来ませんでしたからね」


眼鏡をくいッと上げながらそう言った後フリッツさんは話を続ける。


「今回参加してくださった医師の方々にはその働きに十分報いるくらいの報酬は出ますので期待しておいてください」


・・・・あ!


「ねえフリッツさん」


ある事を思いだしたのでフリッツさんにそう声を掛け話を続ける。


「私スタンピード防衛戦に参加する時に探索者として受付したんだけど?」


医師として手続きをした訳じゃないんんだよね、この場合は探索者か医師どちらの報酬になるのかな?と気になりそう言うとフリッツさんがメガネをくいっと上げて微笑む。


「勿論貴女は医師として活躍されたのですから医師としての報酬をお渡しいたします」


まあ貰えるならどっちでもいいんだけどね!!


「それで先程エスメラルダさんが言ってましたがこの後すぐに『終息宣言』を出しますのでお2人はお帰りの準備を始めてもらって構いませんよ」


おお!やった!!これで終わる!!


「わかったわ、帰る準備をしましょうエミリア」


「はい」


あ?そう言えば【自由の翼】の皆はどうするんだろう?


「ねえフリッツさん」


メンバーの事を思い出しフリッツさんにそう声を掛けると背を向けていたフリッツさんが振り返ったので私は話を続ける。


「なんでしょう?」


「うちの・・・・・【自由の翼】に残留するように声を掛けた?」


その問いにフリッツさんが首を左右に振る。


「掛けてませんよ、声を掛けたのは防衛戦後半に来た探索者達です」


なら一緒に帰れるね!!


「わかった」


私がそいう言うと今度こそフリッツさんが外へと歩いて行った。



「帰るかお嬢」


帰る準備を終えて休んでいたら【自由の翼】の皆が治療所にやって来てライオがそう声を掛けて来た。


「うん」


私は立ち上がり隣に座っている師匠に視線を向ける。


「師匠も一緒に行きましょう、それと今回はお疲れさまでした」


「そうするわ、今回はエミリアがいてくれてかなり楽だったわ、前回は私とともう一人・・・・2人だけで対応してたからね」


去年は夢中で手伝いをして気が付かなかったけど医師は2人しかいなかったんんだ?今初めて知った!!!


「今回はケリーさんもいましたしね、あの方もかなりのやり手でしたね」


手の空いた時にケリーさんの治療を見学させてもらったけど正確で無駄のない動きにかなり驚かされた。


「あの人はかなり大きな治療院を運営しているのよ」


まああの腕を見る限り安心して任せられるって思える医師の一人だと思う。


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