改めて思った
私の質問にケニーが迷わず真剣な顔で口を開いた。
「それでも私達は【自由の翼】に入りたいと言います!エミリアお姉さまだけじゃなくて【自由の翼】の皆さんに私達は助けられたんですから!」
真剣な顔でそう言い放つケニーの言葉に隣にいるミュラーも頷く。
「ケニーの言う通りです、私達は【自由の翼】に入りたくて1年頑張って来ました!!ですから私達を【自由の翼】に入れてください!!」
ミュラーが頭を下げるとケニーも頭を下げる。
私はそれを見た後にメンバーに視線を向ける。
「どうする?」
これは私1人で決める問題じゃないので現メンバーであるライオ、ルナ、アイア、ケーシーに意見を聞き決めたい。
「お嬢はどうしたい?」
メンバー全員が考え込む中ライオがそう聞いて来たので私は少し考えてから口を開く。
「パーティーって大体何人位で活動するもんなの?」
私そこ等辺が良く分かってないんんだよね。
「ランクが低い奴は2人から3人でランクが高くなってくると大体5人から8人だな」
ん?
「え?ランクが高い低いで人数って変わるものなの?」
ライオの説明だとそうなるよね?と思いながらそう聞くとライオが頷き話を続ける。
「ランクが低いと簡単な仕事とか安い仕事しか受けられない、メンバーが多いと収入面でやっていけなくなるんだ、だから低ランクのパーティーの人数は自ずと少なくなる」
確かに簡単な仕事=報酬は安いだからね。
「だけど高ランクになれば依頼料の高い仕事が増える・・・が依頼料が高いという事は危険度も高いという事だ、だから危険度を少しでも減らす為にメンバーをふやして対応する」
確かに同レベルの仲間を多く連れて行けば危険度は下がるからね。
「【自由の翼】って今どうなの?」
皆其々ランクを上げたとは聞いていたけどどんな依頼を受けていたのかは聞いてないんだよね。
「俺達のパーティーははAランカーが3人いるからどんな依頼でもうける事が出来る、だからかなり稼ぎはあるから収入面に関しては人数が増えても大丈夫だ」
あれ?
「私もCランクだからね?それでも高ランクの依頼っていけられるの?」
ケニーとミュラーが入ったとしてCランクが3人、そんなパーティーでも高ランクの依頼って受けられるんだろうか?と思いそう聞くとアイアが真剣な顔で頷く。
「大丈夫さ俺達【自由の翼】のギルドでの評判はかなりいいから依頼は受けられる」
ん?んん?
「ねえ何でそこで『ギルドの評判』が出て来るの?」
受けるのは探索者だからギルドは関係ないよね?と思ってそう口にするとアイアが真剣な顔で話を続ける。
「高ランクの依頼の多くは国や貴族のだからな、変な奴等に任せて失敗でもされたらギルドの面子丸潰れだからな、だからそう言う依頼は信頼できるパーティーに回されるんだよ」
そんな説明を聞くと確かに信用できる人に任せた方が良いね。
「俺達はこう言っちゃなんだが依頼達成率がかなり高いからな、それにスタンピード防衛線以来ギルドマスターやサブマスターとも仲良くしてるのも大きいかも知れんな」
あ・・・そう言えば報酬を受け取る時に顔見知りになってるんだったね。
「あれ?もしかして【自由の翼】って私がいない間に物凄いパーティーになってない?」
私の言葉にパーティーメンバー全員が微笑む。
「頑張ったぜ?」
アイアの言葉に私は私の仲間は凄い人達だと改めて思った。
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