何で『今』なんだろう
ギルド員達に連れて行かれる男達を見送った後にライオが溜息をついた後に私に視線を向ける。
「お嬢、今回の事はお嬢も問題があると言われても仕方ないぞ?」
へ?
「え?だって知り合いが嫌がってるのを見てそ知らぬふりは出来ないでしょ?」
私がそう言うとライオが更に溜息をつく。
「まずは話し合いをするのが普通だ、お嬢みたく蹴りを入れるとか普通はしない」
「え?ちょっと待ってライオ?それって私が普通じゃないって言ってる?そう聞こえるよ?」
え?何で視線を逸らすのライオ?
「それじゃあどこで話をする?」
え?何で話題を変えるのアイア?
「家でいいんじゃないの?2人供知らない中じゃないし」
え?ケーシーまで?
「そうしましょう、そのほうがいいと思います」
ルナさん?貴女まで!!あ!そうか!家でさっきの事をきけばいい!誰にも邪魔されないし!
「そうと決まれば私達の家に行こう」
【自由の翼】の全員が頷き私達はケニーとミュラーを連れて家に戻る事にした。
「入って」
家に着き鍵を開けて中に入りながらケニーとミュラーにそう言うと頷き私の後についてくるように入って来たのを確認しルナに視線を向ける。
「お茶を頼めるルナ?」
「畏まりました」
そう言ってキッチンへと向かうルナを見たあ後に振り返り立ち尽くしているケニーとミュラーに微笑みかける。
「そこのソファーに座って」
2人がソファーに座り私達4人が座る椅子を用意してすぐにルナが人数分のお茶をお盆に乗せて戻って来てのでギルドでの話をする事にした。
「で?【自由の翼】に入れて欲しいって本気?」
2人を見ながらそう口にすると2人は真剣な顔で頷く。
「俺からいいか?」
ケニーとミュラーが真剣な顔で頷くをのを見てライオが真剣な顔で話を続ける。
「何故今日入りたいと言った?お前達とはたまにギルドで顔を合わせていたはずだ、何故その時に言わなかった?」
あ!確かにライオ達は探索者として働いていたからギルドで顔を合わせる事もあったはずだよね?確かに何で『今』なんだろう?と思っているとライオが更に話を続ける。
「今日お嬢がいたから入りたいと言ったのか?もし居なければその話をする事は無かった?つまりはお嬢の追っかけとして【自由の翼】に入りたいという事か?」
追っかけ?え?それだけの為に【自由の翼】に入れて欲しいって言ったの?と内心驚いているとケニーとミュラーが立ち上がり首を左右に振る。
「違います!!私達は一年前から入りたいと思ってました!でも一年前の私達が入っても実力が低すぎて【自由の翼】の皆さんに迷惑をかけると思ったんです!!」
ケニーがそう言うと隣のミュラーも頷き話を引き継ぐように口を開いた。
「だから私達は鍛えて役に立てるようになったらお願いしようと話し合ってこの一年頑張って来たんです!!そして昨日私達はCランクになったので入れて貰いたいとお願いしたんです!!」
あれ?ケニーとミュラーって去年Fランクじゃなかったっけ?え?一年でCランクまで上げたの?凄くない?
「もし私が一年で復帰しなかったらどうするつもりだったの?」
私は一年で戻るつもりだったけど試験に落ちたらもう少し時間はかかっていたはず。
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