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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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それを言われると何も言えない

食事を終えて全員がリビングに集合しているのを確認してから私は一度深々と頭を下げる。


「約束より一ヶ月多くかかったけど明日から【自由の翼】に戻るのでよろしくお願いします」


約束では一年だったけど実際には一年と一ヶ月かかってしまぅった。

まあこれに関して私が悪いわけではないのだけどパーティーメンバーに迷惑をかけてる訳だから謝らないといけない。

そう思ってるとケーシー苦笑する。


「それは貴女のせいじゃないのは誰もが知ってるから大丈夫よ」


まあ事の経緯を事前に話してるからパーティー全員がしってるんだけどね。


「でも迷惑をかけたことに変わりはないからね」


私がそう言うと今度はアイアが苦笑する。


「うちのパーティーリーダーは真面目だな」


・・・・・あ!そうだよ!!その問題があった!!


「ちょうどよかった!!それを考えよう!!」


私がそう言うとここに居る全員・・・アリスまでもが首を傾げる。


「どう言う事ですか?」


代表してルナがそう口にしたので私は話を続ける。


「ほら、一年前に私がパーティーリーダーだって話になってたでしょ?」


その言葉にここに居る全員が頷く。


「でも私はこの一年探索者として活動してなかったわけでしょ?だったら今後私がリーダーなのは違うと思うんだよ、それに他の皆よりランクも低い訳だし」


やっぱりパーティーリーダーは高ランクの人がやった方が良いんじゃないかな?と思いそう言うと全員が・・・・アリスも含めた全員が溜息をついた。

全員がため息をついた後にライオが真剣な顔で私に視線を向ける。


「わかった、なら此処で皆で決めればいいんだな?」


私はその言葉に頷く。


「ちょっとライオ?」


ルナがそう口にするとライオがルナに向けて右手の平を向けて話を続ける。


「なら俺がリーダーをやった方が良いともう奴は手を上げてくれ」


ライオの言葉に私は手を上げる!だってライオは私がいない間【自由の翼】のリーダーをやってくれていたしこれまでも私の事を助けてくれた、リーダーにふさわしいと思う!!と思いながら皆のほうを見ると誰も手を上げていなかった。


「あれ?」


何で誰も手を挙げてないの?他の人がリーダーをやった方が良いっいて事?と思っているとライオが更に続ける。


「ルナがリーダーをやった方が良い奴手を上げてくれ」


あ!ルナでもいいかも!!と思うけど私は一度手を上げてるのでもう手を上げる事は出来ないので皆を見ているとまた誰も手を上げてない。


「ならアイアがいいと思う奴」


これも誰もあげてない。


「ケーシーな良いと思う奴」


ケーシーの時も誰も手を上げて・・・・・あれ?


「最後にお嬢」



その言葉をライオが口にした瞬間ここに居る全員が手を上げる。


「え?ちょ!」


何でアリスまで手を上げてるの?って言うかラムリアまで嬉しそうに尻尾を擦りながらピョンピョン飛びあがってるし!!と思いながら口を開こうとしたらライオが真剣な顔で私を見て話を続ける。


「決まりだ、【自由の翼】のリーダーはお嬢だ」


何でそうなる!!と思い口を開こうとするとライオが私を見ながら話を続ける。


「お嬢の望む通り皆で決めた結果だ文句はないよな?」


くっ!それを言われると何も言えない!!まあ別にリーダーをやるのが嫌な訳じゃないからいいんだけど

ね。


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