頭が痛いってどういう事
私達はアイアとケーシーが案内してくれた店・・・【エクシア】に入り開いている席に座る。
「へえ・・・・壁に出ているメニューから選ぶんだね」
壁に小さめの木の板に料理名と値段が書いてありそれがいくつも壁に張り付けある。
「上下二列で張り付けてあるでしょう?上の段が食事として頼む料理で下の段が酒の肴として頼む料理って感じかしらね」
へえ・・・・あ!
「私お酒呑んだ事が無い」
ふと生まれて今までお酒を呑んだ事が無い事に気が付いた。
まあ15歳になったのが最近だから当たり前と言えば当たり前の事なんだけど。
「なら今日呑んでみる?この後に予定はないんだし?」
ケーシーが私の呟きを聞きそうきいてきたので私はすこし考えてから頷く。
「そうだねこういうのは早めに体験しておいた方が良いよね・・・って事で吞むわ」
予定も無いから何があっても大丈夫だと思いそう言うとルナも『すっ』と手を上げて微笑む。
「エミリア様が呑むのであれば私も吞みます」
ルナも私と同じ年だから吞んだ事が無いはず!わたしひとりじゃないから少し安心!!
「それじゃあエールと・・・つまめる物を頼みましょうか」
私達の返事を聞きケーシーがそう言いった後に手を上げると【アンセル】看板娘であるおば様・・・間違えた!!お姉さんのミオラさんと同年代位の女性従業員さんがやってきた。
「いらっしゃい、決まったかい?」
二カッ!と笑った後にそう聞いて来たのを聞きケーシーが頷く。
「エールを人数分と・・・オーク肉の燻製と野菜の煮物を頼めるかしら?」
「あいよ、エールは先に持ってくるから少し待ってて」
ケーシーが注文するとおば様が頷きキッチンへと歩いて行った。
「少し楽しみかも」
大人が皆『美味しい』と言って吞んでるんだもんさぞ美味しいだろう!!と思いわくわくしているとさっきキッチンに向かったおば様・・・お姉さんがお盆の上に木製のジョッキを5個乗せて戻って来た。
「待たせたね」
お姉さんはそう言いながらテーブルの上にジョッキを置いて聞く。
「料理のほうは少し待ってて」
そう言い残し戻って行くお姉さんを見送った後にケーシーがジョッキを握りしめ微笑む。
「少し遅いけど私達兄妹が【自由の翼】に入って新しい【自由の翼】になった事を祝って乾杯でもしましょうか」
その言葉に全員が頷き其々がジョッキを手に取る。
そしてそれを見たケーシー微笑む。
「それでは【自由の翼】のリーダーであるエミリアから一言もらおうかしら?」
・・・・やっぱり私が【自由の翼】のリーダーなんだ?とため息をついた後にすこし考えてから口を開く。
「アイアとケーシーが【自由の翼】に入ってくれてとても嬉しい、これからも色んな事はあるけど『命大事に』で行動しよう、人生楽しまないといけないからね、んじゃそう言う事で乾杯!!」
「「「「乾杯!』」」」
私は皆がエールを呑んだのを確認してから生まれて始めてエールを吞む。
「・・・・ん?」
目を見開いてみたら見慣れた天井が目に入り疑問におもった。
「あれ?私なんで宿で寝てるの?確か【エクシア】で皆とご飯を・・」
と口にした時に部屋の扉が開きルナが入って来て私が起きているのに気が付き速足で私の元まで移動して来て心配顔で私の顔を覗き込んできた。
「お目覚めになられましたねエミリア様、頭は痛くありませんか?」
へ?頭が痛いってどういう事?
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