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お嬢様は満を持して家出する   ~家の為に我慢しろ?絶対に嫌です!!~  作者: 日の丸


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今回のスタンピードで思い知ったよ

アイナさんの教えてくれた情報に私達は驚いた。


「おお!それは嬉しい知らせね!!あ!今日はアイアとケーシーにアンセルフィディアに戻ってゆっくりしてもらおうと思っていたのに皆で帰る事になったね」


私がそう言うとアイアが苦笑する。


「別に気にしなくていい、結果的に俺達も戦わなくて済むって事に変わりはない」


「そうよ?こればかりは予想できない事だもの」


アイアとケーシーの言葉に私は頷く。


「そうだね、だったらアンセルフィディアに帰ったらアリスと合流して皆でご飯を食べよう」


私がそう言うと【自由の翼】のメンバー全員が頷く。


「あ!そうだ!アイナさんも一緒にどう?さっき言ってたラムリアとも会えるよ?」


そう言うとアイアが苦笑する。


「私が行ってもいいの?仲間同士の食事会でしょ?」


「え?アイナさんも仲間でしょ?」


アイナさんの言葉に私がそう言うとアイナさんが驚いたように固まる。


「あ!仲間で友達・・・・かな?」


そう言い直すとアイナさんが微笑む。


「なら私も参加させてもらうわ」


「うん」


夕方まで何も居起きないで欲しいな!そうすれば皆で一緒に帰ってご飯が食べれる!!



私達がもう殆ど魔物が出て来なくなった入口である洞穴を見て過ごしていると『エミリア』と後ろから聞き覚えのある声・・女性医師のエメラルダさんがそう声を掛けて来たので振り返るとエメラルダさんが立っていた。


「どうしました?重傷者が出ましたか?」


だったらエメラルダさんの手伝いをしなきゃいけないと思い席から立とうとするとエメラルダさんが苦笑し首を左右に振る。


「もう殆ど戦闘は起きてないから軽傷者すらいないよ、少し話したいんだがいいかしら?」


「はい」


何だろう?と思い私の正面に座っててもらった。


「話しってのは貴女のこれからの事よ」


座ってすぐに真剣な顔でエメラルダさんがそう言ってきて私はその言葉に首を傾げる。


「私のこれから?私は【自由の翼】の皆と一緒に活動するつもりですけど?」


そりゃ探索者なんだから探索者として活動するに決まってると思いそう言うとエメラルダさんが真剣な顔のまま話を続ける。


「少しの間私の助手として働かないか?」


「は?」


え?何で私がエスメラルダさんの助手を?といきなり言われた事に驚き固まっているとエスメラルダさんが更に話を続ける。


「正確には一年助手をして実績を積み医師資格を取る事を進めたいのよ」


あれ?


「確か成人したら資格試験は受けられるはずじゃ?」


確かそんな感じの事を自家にいる時に来てくれた医学を教えてくれた教師が言ってたんだけど?と首を傾げるとアイナさんが首を左右に振る。


「確かに成人してないと資格試験は受けられないわ、でもその他にも受ける為の条件が2つあるのよ」


「え?2つも?」


私はそう驚くとエスメラルダさんは頷き話を続ける。


「まず一つ目は医療現場で一年の勤務」


これがエスメラルダさんが『私の助手をしない』って理由の条件条件かな?


「これは知識を持ってるだけでは現場に出ても使い物にならないって事を防ぐ為でもあるの」


「うん。それは今回のスタンピードで思い知ったよ」


私が出来た事は軽傷の人の手当てやエスメラルダさん達・・医者の手伝いしかできなかったからね。


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