第八章 惑い 1
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アクルクスは、今スピカの口から告げられた話に愕然としていた。主従の間柄ながら共に育ってきたというのに、こんな話はかけらも聞いていなかった。それを知っていたのが父娘と乳母、神官だけだったいうのは彼にとって何の慰めにもならない。ラウルスすら知らなかったという事も。
〝自分…自分達は――!〟
話せば恐れられると思ったのだろうか。疎まれ、それどころか吹聴されるとでも? そこまで信用されてなかったのかと哀しくすらあった。そして、十年以上自分達に黙っていた秘密を、知り合って十日にも満たない〈オクルス〉には話す!? ひどく裏切られた気分だった。そこに、背後で階段口を固めているグレンとウィンの、やはり遠慮がちに交わす会話が耳に届く。
「…じゃあ俺達の相手は化け物だって事か?」
「いくら何でもなあ…」
「何だ?」
かっとなって、アクルクスはグレン達をにらみつけた。飽き足らず、呆気に取られている二人につかつかと歩み寄ると、手近なウィンの胸ぐらをつかむ。
「おい、アクルクス?」
「いくら何でも、何だ!?」
これは八つ当たりだ。自分でも判っていたが、一度火の点いた衝動は止められなかった。アクルクスは、そんな自分にまた腹が立った。
「自分達は、たとえ相手が誰であろうとスピカ様をお守りするのが任務だろう!?」
「ちょ、ちょっと待てよ、アクルクス」
「俺達は別に…」
「別に? 別に何だよ? スピカ様が嘘をついているとでも言うのか!?」
「誰もそんな事言ってないだろう!」
「いいかげんにしろ!」
ラウルスの叱責に、もみ合っていた三人がぴたりと口を閉ざす。その途端、男達全員が横っ面を張られたように罪悪感に駆られた表情を浮かべた。皆が皆、自身の言動が信じられないといった感である。止めたラウルスですら、自分が出した大声に唖然と口元を押さえていた。
〝既に始まっていたか…〟
〈オクルス〉は、彼らの様子を横目で見やって唇を噛んだ。
〝そう言えば昨日…〟
誰かが馬に噛まれたと言っていたのを思い出す。
「おい、グレンだったか?」
問いかけられたグレンが、〈オクルス〉に目を向ける。わずかに身を引いて二人が互いを見られるようにしてくれたスピカをよそに、〈オクルス〉はまっすぐにグレンを見つめた。
「昨日馬に噛まれたと言っていたな。今日はもうその馬の所に行ったか?」
グレンの顔にさっと朱が差し、左手がハッと利き手の包帯にのびる。そこまで見えたはずもないのに、〈オクルス〉はすぐにこう続けた。
「茶化したつもりはない。ただ行ったかどうかだけ訊きたい」
グレンは、一瞬目を左右に泳がせてから、ややバツ悪げに行ってないと答えた。
「礼拝が終わってから行くつもりだったんだ」
「――気がついたか? ラウルス」
〈オクルス〉は、グレンの言葉を聞き終えてから、ラウルスに視線を戻した。その左目に、今、あの紅い光はない。が、ラウルスはそれに飲み込まれたかのように、目を反らす事ができなかった。
「…何がだ?」
わずかに空いた間に頓着せず、〈オクルス〉は言葉を継ぐ。
「訓練された軍馬が主人を噛み、主人の方はその馬の様子も見に行かない。素面のはずの軍人が安酒場の酔っ払いのようなケンカを始める。何かおかしいと思わないか? お前が選んだ面子なんだろう?」
そこに、そろりさらりと見え隠れし始めたかすかな違和感、齟齬感とでも言うのだろうか、ほんのわずかな、そうと指摘されても認識しづらい何かがあった。
しかしラウルスは、吐息をもらしながら首を横に振った。
「馬鹿馬鹿しい、それは疑心暗鬼というものだ。いくらなんでも…」
「――そうか」
〈オクルス〉は、ふっと目を彼から外すと、また居ずまいを楽に直して正面の木箱を見つめた。こんな時、本人も気付かない程密やかに、さながら髪の自然に抜け落ちるかのごとく、その心から温かいものが剥がれ、ささくれていく。『魔』なるもの《、、》達はそばに在るだけで人の心を蝕んでいく事を、〈オクルス〉だけは知っていた。スピカが語った中にもあったではないか、動物が怯える、と。敏感な動物達は『魔』を感じて怯え牙を剥く事ができるが、人はそうと知らない内に彼らの毒気に中てられていく。だが〈オクルス〉は敢えて口を閉ざした。どちらにしろ、人の身でそれを防ぐ事はできはしない。耳に入れておくだけで良しとすべきだ、と〈オクルス〉は小さく息を吐き、代わりに青年へ皆を連れて行けと告げた。
「禊があるのだろう?」
「――判った」
ラウルスは、〈オクルス〉に頷いてみせると、スピカの手を取って立ち上がるように促し、皆にも退出するよう命じた。と、その流れに逆行するように鉄門に駆け寄ったアンゲルス神官が跪き、それまでしっかと抱き締めていた剣を〈オクルス〉に差し出す。
「これは貴女の剣です。お返しします」
そう言って格子の隙間から入れようとするのを、〈オクルス〉が止める。
「それはまだあんたに預けておこう。どのみちこれでは」
と、肩を揺すって鎖を鳴らした〈オクルス〉に、アンゲルス神官は、くしゃりと顔を歪めて頭を下げた。
「本当に何かの間違いです。カーフ神官も神官長様も、あんな人達ではなかったんです。絶対に…!」
うつむいた声が湿っていた。
「きっと二人ともスピカ様をお護りしたい一心でこんな事をしたんだと思います。だから――!」
厳しくも慈悲を知り礼節と平等を重んじる神官長、と。気の置けない友人と思っていたであろう神官。そのどちらもが信じられないような短慮と暴挙をもって〈オクルス〉を幽閉した。アンゲルス神官はそれを自分の罪のように感じているらしい。大聖堂の一件からこっち、彼が打ちひしがれた犬のような目で自分を見る事に、〈オクルス〉は気付いていた。
「…いい」
アンゲルス神官の謝罪を、〈オクルス〉は短くはねつけた。
「気にしてはいない」
「ですが…!」
「早く行け」
言われて振り返り、スピカ達が階段口で待っているのを見たアンゲルス神官は、またうなだれながらも渋々立ち上がった。それでもなお気が引ける様子で何度も〈オクルス〉を振り返るアンゲルス神官が合流してから、ラウルスが最後に灯りはどうする、と問う。
「いらん。全部消していけ」
頷いたラウルスの目配せに従って、アクルクスとウィンが左右それぞれのろうそくの火を吹き消していく。次第に闇に包まれていくその奥で、〈オクルス〉の目が紅く光りはしないかと、誰もがひやりと背筋を粟立てたが、貯蔵室全体が暗闇と化しても紅い光点は現れなかった。
安堵とも失望とも取れる吐息を最後に、彼らの気配は上の方へ消え去った。それを見送った〈オクルス〉の口から知らず、間違いなく安堵の長い吐息がもれる。また、ずるずると床に体を横たえて、〈オクルス〉は目を閉じた。
――…冷たい。
山は生き物で、その内に煮えたぎるような熱さを秘めているなどとほざいた愚か者は一体どこの誰だったか。骨まで染み入ってくるような冷気を受けている身にとっては、そんなものはおためごかしでしかないのが心底骨身に沁みる。
〝だが…〟
〈オクルス〉は、冷気のさらに奥にあるものを思いやって細く目を開いた。道中アンゲルス神官が話していた『邪鬼の穴』、今では誰もがいつまでも夜更かししたがる子供への夜話と思っている地獄の門。魔物ですら単なる空想の産物としか考えていない人々は、大神殿をただ、聖なる場所としか思わない。いや、おそらくは神官達ですら誰一人として信じてはいないのだろう――アンゲルス神官しかり――、あの『邪鬼の穴』の伝説が真実である事実を。
国の丁度中心にある中央大神殿を芯に、東西南北の大神殿それぞれを十字で結び、さらにその外周を円でつなぐ。それは『魔』を防ぎ封印する図形になる。スピカの護符のメダルと同じ図形だ。その意味を、この国の人々は忘れ去ろうとしている。冬至や夏至、祝いの席などに同じ魔よけを窓に飾りながら。
はあ、と〈オクルス〉の口から凍えと疲労のため息が洩れた。
〝それでもいいだろう〟
物体よりは精神体に近い彼らは、人間の負の感情によって肥え太り、強大化する。忘れ去られればそれだけ彼らはか弱い存在へと――か弱い?
〈オクルス〉は、自分の思いつきに唇を歪めて苦笑った。
〝そんなかわいいものか〟
静かに閉じた目の裏に、紅い光点がちらつく。
〝…うるさい〟
完全に屠り去った奴らがいまさら何を。それでもここまで落ち着かなげにさざめいているように感じるのは、ここが『邪鬼の穴』の上だからか。それとも…?
「――難儀な」
ぽつりと呟いた〈オクルス〉が身じろぎをする事は、もうなかった。
予定よりも多少遅れはしたものの、午前の禊を終えたスピカは、神官長やラウルス達と共に昼食の席についた。だが食前の感謝の祈り以降、誰からも一言の発言もなく、食事は静寂と緊張の中で味気なく終わる。
「――ご気分がすぐれぬようですね」
食後の茶が振舞われる段になって、ようやく神官長が口火を切った。
「ここの食事は、お口に合わないでしょうが――」
「食事中にお話するのは無作法でありましょう?」
スピカの言に険はない。しかし、相手を寄せ付けぬものがあった。神官長が哀しげな吐息をつく。
「まだあの女剣士殿の事を考えておいでなのですか?」
その問いに対するスピカの返事は、離席の挨拶であった。そして少女は、思案気に眉根を寄せる神官長と呆気に取られるネウラ達を後に席を立つ。一拍遅れたネウラ達は、慌ただしく神官長に頭を下げて彼女の後を追った。
「お姫様!」
ネウラが柳眉を逆立てて部屋に飛び込んでいった時、スピカは親指の爪をくわえてウロウロとせまい室内を歩き回っていた。
「まああ、何てはしたない…!」
「無力だわ」
スピカは、ネウラの言葉も、その後ろに続いたラウルス達の視線も黙殺して呻いた。
「私、こんなにも無力だったんだわ…ッ」
「お…?」
「だってそうでしょう!?」
がばと乳母達へ向き直った少女の目が、やり場のない怒りにきらめく。
「私はあんなにローラに助けてもらったのに! それなのに何もできないなんて――!」
「それは…」
絶句するネウラに代わり、また苛々と部屋を往復し始めたスピカに、ラウルスがなだめるように呼びかけた。
「スピカ様…。そう心配なさらずとも大丈夫ですよ。〈オクルス〉が邪鬼だなんて誰も信じてはいません。神官長様だって…」
「そうですよ。神官長様も念のためだとおっしゃっていたではありませんか。儀式が滞りなく済めば〈オクルス〉殿だって出して頂けますよ、お姫様。たった数日の事です」
「たった!? あんな寒い所で鎖につながれて、一枚の毛布だってないのに! 病気になってしまうわ!」
「で、でも〈オクルス〉殿だって気にしていないと言われたではありませんか」
スピカは、キッとネウラをにらんだ。少女をよく知るネウラでさえ見た事のない、激しさである。
「当たり前よ、ローラは優しいだ女性もの! そう言うに決まってるじゃない!」
不意に、スピカの顔が泣き出しそうに歪んだ。それを、彼女は下唇を噛んでこらえる。
「どうして判らないの、皆…ッ。あんなに優しい女性、滅多にいないわよ…!」
「お言葉ですが、スピカ様。それは買い被りというものです」
一同が返す言葉を失くす中、アクルクスだけが憤然と口を開いた。前に立つ兄をやや肩で押すようにして前に出る。
「あの者が眉一つ動かさずに刺客を斃すのを、スピカ様とて御覧になったでしょう。そんな者のどこが一体優しいなどと言われるのですか」
「そばにいてくれたわ!」
スピカは、今度はアクルクスに鋭い視線を向けた。そして、青年が反論する前に言葉を継ぐ。
「私が悪夢にうなされていた時、起こしてくれたわ! 私が何も言わなかったのに、黙って一晩中そばにいてくれたのよ! 私、そうしてと言えなかったのに…ッ!」
上に立つ者、という者は我が儘をそうと知らずに言ってしまいがちだ。だが、正しく自身の義務を理解している者程、ささいな頼みも口に出せなくなる。他愛のない「お願い」が「命令」になってしまう事を知っているからだ。この場にいる誰よりも地位的にスピカに近しいラウルスだけが、この言葉の重さを受け止めていた。
〝お可哀想に〟
思わず、ふっと目を伏せてしまう。スピカなら、そして自分達に対してなら、どんな我が儘を言っても許されるだろう。でも彼女にはそれができない。聡明であるが故に、自制してしまうのだ。だから、して欲しくてもそれを口に出せない望みを察してくれる存在はどれ程貴重なものか。本来ならば自分やアクルクス、ネウラなどがそうあるべきなのに、と思った刹那、ラウルスはその奥に突然こみ上げてきた感情にぎくりとした。
〈オクルス〉が憎い!
〝違う!〟
ラウルスは、ぶるぶると震え出す程に固く、両の拳を握った。
〝俺があいつを憎む理由がどこにある!?〟
…だが本当に?
思わずそう自問してぞっとする。
これまでの半生を共にした自分達を押しのけ、スピカの信頼を得た〈オクルス〉。確かに羨ましいと思わないと言えば嘘になる。だがそれよりむしろ、スピカの全幅の信頼を得られなかった自身の不甲斐なさを、スピカの心をつかんだ〈オクルス〉の度量への感嘆の念を、噛み締めるべきなのだ。が、しかし、と心のどこかが異を唱えた。「そうすべき」と考える事自体、本音ではそう思っていないのではないか、と。〈オクルス〉を疎ましく思っている自分を無意識に認めたくなくて、綺麗事を言っているのではないか?
ソウダ、と何かが囁く。アイツサエ現レナケレバ、すぴか様ノ支エニナッテイタノハ自分ダッタノニ――!
「うわ…っ!」
ラウルスは、一気に吹き出してきた、それまで考えた事さえなかった思いに息を飲んだ。固く目を閉じ、知らず傾いだ頭に右手をあてる。
〝今のは一体…?〟
だが、それを振り返る間もなくラウルスは、スピカの金切り声に正気づいた。
「馬鹿よ! 皆、馬鹿だわ! どうして判ってくれないの!? もう嫌! もうたくさん! あっちに行って! 皆嫌い、嫌い、大嫌い!」
「スピカ様!」
アクルクスがスピカに対し、手を振り挙げた。その、あってはならない光景に、ラウルスもまた反射で動く。とっさに弟の挙がった右手をつかみ、手前に引くと同時に右の拳を彼の顔に叩き込んだ。不意を突かれたアクルクスがたまらず転倒しかかるのを、グレンとウィンがからくも受け止める。二人に抱き止められたアクルクスは、一瞬呆然と兄を見つめたが、すぐに反撃にかかろうと跳ね起きた。が、寸前グレンとウィン二人がかりで取り押さえられる。
「放せ!」
「やめろ、この馬鹿!」
「スピカ様や隊長に何をする気だ! 正気か!?」
「――!」
アクルクスが大きく息を飲んだ。我に返ったか、もがくのをやめる。その力の抜けた腕や肩から仲間の手が外れたのにも気付かず、ただ血の気の引いた顔の中で、うろたえ左右に泳ぐ目ばかりが目立つ。
「自…自分は…、自分は…?」
ラウルスは、内心の動揺をひた隠し、固く冷たい口調でそれに応えた。
「ウィン。その馬鹿を部屋に連れて行け。頭が冷えるまで一歩も外に出すな。――返事は!?」
「は、はい!」
慌てて体裁を取り繕ったウィンは、未だ呆然としているアクルクスの腕を取り、急いで退室した。次いでスピカとネウラに向き直ったラウルスは、深々と頭を下げ、謝罪する。
「甚だご無礼を致しました。この責任は自分が――」
「いいえ!」
蒼白になりながら、スピカはそれでも震える声音でラウルスの言葉を遮った。小刻みに震える両手で口元を押さえながら、続ける。
「いいえ、違うわ。私、私どうしてあんなひどい事を…? アクルクスが怒るのも当たり前だわ。一体どうして…?」
微小な、砂を噛むような齟齬感がラウルスの胸中をよぎり、まだ弟を殴り飛ばした時の衝撃が残る拳を、ぐ、と握りしめる。さっき、彼自身も自分で自分の思考に愕然とした。が、スピカやアクルクスまでもが今自分が取った行動を振り返って呆然としている。この、うすら寒く思える奇妙な一致は一体何だ? 三人が三人とも、日頃からは想像すらできない方へ――それも悪い方へと――行こうとしていた。
〝俺がレオンを殴るなんて…〟
甘やかすつもりは毛頭ない。けれど、力づくで言う事を聞かせるような真似は絶対にしてこなかったのに。それはアクルクスに限らず、誰に対してもそうだ。ラウルスは、礼節と秩序を重んじる軍人である事に、剣士である事に誇りを持っている。それをよく知っているグレンやウィンの呆気に取られた顔を思い出し、ラウルスはまた唇を噛んだ。
何か、おかしい。でも何が?
……おかしいとは思わないか?…
「!」
不意に脳裏をよぎった〈オクルス〉の言葉に、ラウルスは低頭のまま目を見開いた。
〝まさか…〟
しかしラウルスはその驚きをひとまず隠し、スピカとの間に入ってくれたネウラの執り成しに従って頭を上げると、退室を申し出た。許しを得て部屋を出たラウルスは、同じく出てきたグレンを振り返り、さりげなさを装って、彼の馬の様子を尋ねた。
「そう言えばグロリアのご機嫌は治っていたか?」
「え? ええ、あー、いや…」
濃い栗色の頭を掻いて言い淀む青年に、ラウルスの口元が思わず緩む。
「なんだ、まだ治っていないのか」
「と、言うか、ですね。何だかここが気に入らないようなんですよね。そのせいで神経質になっているみたいで」
「馬丁の扱いに何か問題でも?」
「いえ、彼らはとても良くやってくれています」
ラウルスの目が、不意に思案げに細まる。それが何を意味するのかをよく知っているグレンは、真顔に戻って次に来るであろう指示を待った。
「――グレン」
さして間を置かず、ラウルスは部下に指示を出した。
「お前はこのまま張り番についてくれ。俺は少し調べものをしてくる」
「はっ!」
踵を打ち合わせ、見事な敬礼をするグレンにややぞんざいな返礼を返したラウルスは、足早にまた、貯蔵室に向かった。




