罪は償えるのか?
日もすっかり沈み、夜が更けていく時間
俺は自宅方向の道から外れ、別の方へと歩いていた
いつもなら気にならない軍靴の足音が今日は異様に大きく感じた。
しばらく歩き、目的の場所で足を止める。
――そこには人の名前が書かれた石が無数に並んでいる、陸軍軍人の墓地だ。
秋田修也
そう彫られている石の前で膝をつき手を合わせる
元同僚で、中国戦線で戦った戦友であり、俺が指揮した部隊の戦死者、砲兵の攻撃で爆発に巻き込まれて死んだ俺の部隊の初代副隊長、互いに当時は少佐でそれで同じ部隊に志願し、ともに助け合った仲間…そして、
―――俺を含む三人の未来人の一人
「修也、俺、准将になった。お前と同じだ…お前は、二階級特進だったな」
俺は週に一日はここに来て、思い出に浸っている。
わかりやすい感傷だ、自己満足、いや、生きている実感を持つためとも言っていい
俺は今でも覚えている、あの日のこと
修也が死んだあの日を
…
……
………
解説
二階級特進
軍人が死んだときにするもの生きている間功績を遺したりするとそうなる…らしい(情報不足)
想像しやすいとすれば「鋼のなんたら術師」の某大佐が墓の前で涙流してた人「…いや、雨だよ」って言ってたやつ
中国戦線
この世界では軍閥が複数個に分かれているという設定のため史実とは違う内戦となり日本軍に余裕があったため、親日勢力「奉天政府」を支援、中国を奉天政府に統一させた
奉天政府
満州のあたりにある国で、親日という設定
中国内戦に勝利、今でも日本に協力的な姿勢を保っている
これで一章、青木隼人編は終わりとさせていただきます
次回からは回想、中国戦線、秋田修也達初期部隊メンバーとの奮闘劇になります戦闘メインとして描く予定ですが、戦闘描写下手なんで…
ブクマ、評価ありがとうございます




