森の奥へ
だいぶ遅くなりました…。
病気にかかりしばらく書けず、学校が始まるとテストに行事と呆れるほど盛りだくさんだったため遅くなってしまったというわけです。
今も忙しいのでノルマを2週間に1度にして頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。
奥に進めば進むほどゴブリンとの遭遇率は高くなった。
剣の練習と言う意味で剣で片っ端から仕留めていった。
最初よりは剣での戦闘も様になってきた。今までヒット&ウェイで剣術と言うにはあんまりなものだったが、今では、剣を振り下ろし追撃でギアを上げて速い切り上げをかましたり。剣で受け流して攻撃なんてものにも挑戦した。受け流すなんてことは上手くいかない時のほうが多いが、確実に剣を上達させていた。
ああ、ダメージを受けた時の『火再生』は結構魔力を食われることも分かった。Mpの減少は感覚での認識になるからどれぐらい減ったといったことはいえないが、自然回復は少し遅めな気がする。
進んでいくと木々の数が明らかに増え日の光があまり入らず暗くなってきた。何か出てくると考えて間違いないだろう。警戒を強めた。
通常のゴブリンの姿を見たりするが、戦闘はせず隠密作戦に切り替えた。流石に普通のゴブリンを相手にするのは飽きた。ゴブリンジェネラルはゴブリンを常に引き連れているから面倒だし…。
スキルの効果もあってが全くこちらに気づいた様子は無かった。一番の問題はこの暗さだ。全然見えないわけではないが、遠くまで見通すことはできない。
…おかしい。ゴブリンとゴブリンジェネラルしか確認できない。こんな特殊な地形だったら変わった魔物がいるはずだ。そう考え、ふと上を見ると何か影が横切った。これはまた…なんとも…。
俺はもっと近くの見やすい位置に移動した。そこには予想通りというべきか、ゴブリンと同じぐらいの大きさで似た色合いだが決定的に筋肉の発達が全然違う魔物が2匹いた。木と木を移動しやすいように手足が良く発達している。何と言うか猿に近い?といえば分かりやすいだろう。
武器は何でできたか分からない粗末な短剣、投擲用だと思われる石やらを持っているのを視認できた。
こいつがなんていう魔物か知らない。だから、見たまんまの印象で『アサシンもどき』とでも言っておこう。あれをアサシンとは認めたくない、断じて。
近づきすぎたためか、こちらに気づいた。恐らくアサシンもどきには索敵系のスキルがあるのだろう。今まで大丈夫だったのにはいろんな要因が考えられるがな。
気づかれたのであれば仕方ない。殺るか。
…どこが仕方ないと言うのでしょう、口角が上がってますよ。
アサシンもどき2匹が投石してきた。でたらめに数で投げるのではなく、しっかり狙って投げてくる。ステップで回避すると、先ほどまでいた位置に正確に当たった。軽く地面が抉れている。威力も申し分ない。しつこいほど何度も投げてくる。途中から先を読んで狙ってくるが知能が低く単調だ。
さて、反撃だ。俺は瞬間的に火の玉を奴らの前で発生させた。目くらましだ。そこに火の玉をそれぞれに速度重視で放った。確実に当てないと森が燃えてしまうからな。燃えたとしても吸収すればいいだけだけど。
目くらましが成功しなかったとしてもその目くらましの火の中から速い火の玉が飛んで来たらさすがに避けられるまい。
避けられず当たったもののスピードを重視し、動きながらの生成だったため威力が予定より落ちてしまった。今後の課題だな。
アサシンもどき達は、屈強な腕を交差し守っていた。そのため多少のやけどですんでいた、がそうなると分かっていて次の動きに移らない俺ではない。俺は隠密で気配を紛らせながら奴らのいる木の背後をとった。生き物は突然の事が起きるとそちらに注目し他が疎かになる。それが、今の行動が成功した理由だ。
「さて1つ新技でも使ってみるか!」
そう言いながら、手の空いてる左手に高熱と一目見れば分かるぐらいに凝縮された白炎を剣の形へと変え手に持った。1分経たずしてできた不恰好ながらも剣と分かる代物。通常、持つこともできないが俺のスキルの効果で火を物体として触れることができ熱いと感じない。
そんなことをしていれば、体勢を整えられるのは必然である。アサシンもどきは2手に別れ別の木に移り続ける。さっきの教訓だろう狙いを定めさせないように動き続ける。いつでも飛びかかれるようにしながら、その姿はアサシンというより狩人というべきだろう。まあ、体力に限界を感じて襲い掛かってくるのは想像がつくがそんな時間を待つつもりは無い。一気にいきますか!
俺は白炎の剣を一回転辺りを斬る様に振った。白炎の刀身を長くし、半径15メートルぐらいの木を一気に刈り取った。木の断面は燃え続けており、周りの木に燃え移り激しくなりそうだ。
(加減は全然できないな……)
そんなことをチラッと思いつつもすぐ戦闘に切り替え、アサシンもどきどもに襲い掛かる。
もどきどもはさっきの一撃で木から落ち、燃え上がった火に焼かれていた。これこそ『猿も木から落ちる』だなと、ニヤッと悪戯が成功した子供の様な笑みを浮かべながら近づいていく。もどき達は自分が燃えている現状ばかりで、俺が近づいていることに気づいていない。
「さて、俺の勝ちだ。」
「楽にさせてやる。」そういう意味を添えて。さすがに苦しませて殺すなんて悪趣味なことはしない。ただ、俺が考える勝者の義務って言うだけだ。カッコつけてるようにしか聞こえないだろうけどな。
火災を鎮火し終わったときには最初に切り倒した木の倍以上が燃えカスとして残っていた。燃えていく速度が結構速く、時間が掛かった。そのため、上空の煙はすごいことになっている。
火の吸収の速度や火力はレベルが上がれば増えていくだろう。
「先に進みますか」
焼き払われた大地を踏みしめながら先へ…。
ダーっと長々しくなってしまったので文字間違いや文に違和感があると思いますので…




