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世界の十字路【全話統合版】  作者: 時雨青葉
【第2部】守護する獣の街
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生きていることへの代償

<第5章 夜の獣と統一の儀>



 ―――怖い。



 周りのモノ全て。

 目の前に広がる景色も、無関心で近くを通り過ぎる人々も、一つ残らず全てが怖い。



 そう。

 自分自身ですら、恐怖の対象でしかない。



 いつ誰が襲ってくるのか。

 笑いかけてくれていた人々が、いつ自分に殺意を向けてくるのか。

 自分がいつ、その人たちを傷つけてしまうのか。



 恐怖は無尽蔵にあふれてきて、脳内を瞬く間に埋め尽くしていく。



 ―――信じないこと。



 それが、この恐怖に耐える唯一の方法だった。



 信じなければ、いつ誰が(やいば)を向けてきても絶望に身を折ることもない。

 そうやって生きていくしかない。





 それが、生きていることへの代償なのだから―――……





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